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日蓮大聖人・池田大作

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願って出現した地涌の菩薩 女子部幹部会

1958.11.13 「会長講演集」第3巻

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1  世間には株主総会など、いろいろな総会があるが、創価学会の総会だけは、霊鷲山会の儀式であり、物心ともに築いていく総会です。十二月の総会は、先生なきあとの第一歩の大事な総会です。先生が御出席されているという覚悟で、りっぱな総会にしていただきたい。
 観音菩薩が三十三身、妙音菩薩が三十四身ということは御義口伝にあります。われわれは久遠元初、近くは七百年前に大聖人様の御命令に従って、病人だろうが、女性だろうが、貧乏人あるいは裕福な人と、それぞれの立場で願って末法というヒノキ舞台に出てきたのです。
 あるとき会長先生に、女子部の幹部が病気で死ぬかもしれないと、電話で知らせがあった。そのとき会長先生は『なに、私のそばにいて末法の地涌の菩薩が役目を果たさずに死ぬことはない』と、しかっておったお姿を、私は見ております。その御指導をそのままうけて、いまではぴんぴんして、自分の使命を感じてがんばっている。
 自分で願って約束して、化儀の広宣流布に活躍していることを信じて、このようにしあわせになったのだと証明するのです。おのおのに、なにか使命があるのだと感じて、大きく、のびのびと修行していっていただきたい。
 最後に、いまは勉強のときです。総会のことでノイローゼになっているときこそ、一ページ、一行でも御書を拝読しなさい。思索してもよい。『勇猛精進』どのようにこのことばを玩味していこうかと、また『三障四魔紛然として競い起る』と、この短いおことばのひとつでも題目を唱えて実践していこう、という気持ちになってもらいたい。(当時、参謀室長)

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