Nichiren・Ikeda
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大阪事件に叫ぶ
大阪事件大阪大会
1957.7.17 「会長講演集」第3巻
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1 皆さまたいへんしばらくでございました。また、場外にもたくさんの同士がいらしているそうてすが、場内の皆さま、場外の同志の皆さま、しばらくでございました。
このたびは、たいへん長いあいだ御心配をおかけしましたが、本日正午に大御本尊様の加護を受けながら、元気いっぱいでこのように出所してまいりました。ありがとうございました。すべてのことはぜんぶ、大御本尊様が見通しであると、私は信ずるものであります。
会長先生は、三類の強敵のなかにも僣聖増上慢があらわれてきた、このように申されておりますが『大悪をこれば大善きたる』との日蓮大聖人様の御金言のごとく、私もさらに、より以上の祈りきった信心で、皆さまとともに広宣流布に邁進すると決心するしだいであります。
最後は、信心しきったものが、大御本尊様を受持しきったものが、また、正しい仏法が必ず勝つという信念でやろうではありませんか。どうか会長先生のまことの弟子として、おたがいに、より以上の信心を磨いて、絶対的幸福をつかむためにも、大聖人様の御金言である、御予言である広宣流布成就のためにも、一生懸命にさらに励んでいきたいことを誓い合って、あいさつにかえます。(当時、参謀室長)