Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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法華経に勝る兵法なし 男子部幹部会

1956.1.17 「会長講演集」第3巻

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1  本日示された各部隊闘争目標に向かって、男子部長、青年部長のもとに、思う存分戦ってもらいたい。大阪では、会長先生のお経文の講義を開催するため、男子青年部が結集し、おたがいに同志を守り、涙ぐましい闘争をしておりました。
 諸君らの一日一日の闘争を、地方支部の学会青年部員はみならっております。とくに幹部の信心、闘争していく姿が、地方の青年に強く反映していくことを知っていただきたい。幹部の個人個人が、この認識に立って自分自身を研鑽していくことを自覚してほしい。自分で動かず、なんで他人を指導していくことができるでしょうか。
 日蓮大聖人様は、佐渡において、一年間のうちにあれだけの諸御書にわたる業績を残されております。その何分の一でよいから、昨年よりことしと、大功徳をいただき、人材であるといわれる信心になってもらいたいものです。過去遠々劫といっても、現在しかないし、未来といっても、いましかない。ただ今日の闘争を、今日の信心を、強く雄々しく、自己の弱いところを押しきって進んでいこうではないか。
 死人が成仏する御本尊様の御慈悲に、忠実におつかえするならば、生活闘争のすべての点に負けることはありません。御書のなかにも『なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし』といわれています。
 大信力と大行力をもって、梵天・帝釈をもしかりとばしていける信心になっていただきたい。これをもちまして、指導にかえるしだいです。(当時、参謀室長)

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