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日蓮大聖人・池田大作

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親衛隊の決意 創価学会第13回秋季総会

1955.11.3 「会長講演集」第3巻

前後
1  わが日蓮正宗創価学会が、絶対唯一の宗教であると断言するゆえんのひとつには、じつに世界最高の教学、すなわち民族救済の永遠不滅の哲学をもっているという事実であります。
 第二に、末法の御本仏・日蓮大聖人様の御確信であり、予言であり、御命令である仏国土の建設、すなわち真実の世界平和の実現たる、広宣流布への一大目的に、身命をささげて邁進しているという事実なのであります。
 世界の救世主、日蓮大聖人様の仏法は、申すまでもなく、本門の本尊、本門の題目、本門の戒壇の三大秘法の仏法であります。
 すでに、南無妙法蓮華経の題目の流布だけは、日本国の津々浦々まで行き渡ってきているのであります。そして、現今、本尊雑乱の宗教界の戦国時代に起こった創価学会の前進により、本尊流布の大闘争は、大河の激流のごとく展開されつつあるのであります。進んで、一国本尊流布の終了にともない、御予言たる『富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり、時を待つべきのみ、事の戒法と云うは是なり』と申されし、日本国の、いな東洋の黎明たる国立戒壇の建立がなされるのであります。
 上野殿御返事にいわく『ただをかせ給へ・梵天・帝釈等の御計として日本国・一時に信ずる事あるべし
 いまここに、人類最大の未曾有の難局に直面して、この時に応じて出現せる創価学会こそ、正しく仏意仏勅でなくて、なんでございましょうか。仏説のごとく、第一類の強敵は日本全国に充満し、第二類の道門増上慢も、いま、狂人のごとく荒れ狂い、第三類の強敵、僣聖増上慢、天子魔が、将来起こることは決定でございます。かかるときにおきまして、仏意仏勅にこたえまして、戸田会長先生のもと、われら青年部三万名の同志は、会長先生の親衛隊として、仏勅実現の日まで、いかなる法戦に臨んでも、見事な、そして壮烈なる闘争を展開して、必ずや闘争することをお誓い申し上げるしだいでございます。
 最後に、親愛なる青年部諸君! ただいま、会長先生にいただきました御歌にこたえ『三類の強敵のアラシよ吹かば吹け』、『怒濤よ狂わば狂え』いかなることがあっても、絶対なる信心に立って、七つの鐘の鳴り渡るまで戦い抜くことを誓おうではありませんか。(当時、参謀室長)

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