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女子部幹部会 チーム・ワーク

1961.8.1 「会長講演集」第2巻

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1  こんばんは。おととい、華陽会員の、皆さん方の女子部の先輩である方々と、長野県の霧ケ峯に行ってまいりました。
 理事室も過半数、いっしょに遊ぼうと行ってまいりました。そのおかげで、顔が真っ黒になってしまいました。ですけれども、女子部長はじめ部隊長さん方の顔は、ぜんぜんといっていいぐらい焼けていない。よく考えてみると、私をはじめ理事室は、日焼けどめのクリームを忘れてしまったわけなのです。それで、華陽会員と、現地でバレーボールの試合をいたしまして、一対一で引き分けになって、最後に決勝戦になった。私をはじめ理事室は、もし負けたならば、なんのかんばせかあって、冗談ですけれども。仏法は勝負ですから、絶対勝たなくてはならないと、こういうわけで一生懸命かんばりました。見事、悠々と私どもの勝ちでございました。なぜ勝ったか。それは申すまでもなく、チーム・ワークがりっぱであり、団結の力であります。野球においても、ひとりひとりが、しっかりして、そして全体観の、チーム・ワークのりっぱなことによって、この強さは決定されます。
 今、女子部も女子部長を中心にして、二十一万の女子部員が結集し、ひとりひとりが御本尊様にしっかり信心しきって幸福になり、部隊はもちろんのこと、二十一万名の女子部員が、おたがいに守り合い、補い合っていく、すなわちチーム・ワークがりっぱに進んでいくならば、整っていくならば、なにものも、もう、私は、こわいものはないと断言するものであります。
 願わくは、組座談会においても、そして折伏にあっても、御本尊送りにあっても、チーム・ワークをりっぱにして、みんなが明るく、そして、楽しく、愉快に仏道修行をしきっていかれるようにがんばっていただきたいと思います。
 生命は永遠であります。信心して仏になるためには、一生涯のあいだに、とうぜん自分自身の罪業を消滅していかねばなりません。また、生命は永遠であるがゆえに、今世はもちろんのこと、永遠の人生にあって、しあわせは築けません。いずれにせよ、若い時代に福運も積み、そして罪障も消滅しきっていける勇敢なる仏道修行を、宿命との戦いをしきっていこうではありませんか。
 また、最後の申し上げますことは、女子部発足いらい十年、男子部もまた同じく十年であります。若くして死魔に負け、または広宣流布途上において、若くして散っていった同志が何人もおります。その同志たちは、皆新しい生命をもって、またこの地球上に、娑婆世界に生を受けていることは確信いたしますが、いままで女子部員として、広宣流布の途上において戦い、純真なる信心をしておったが、罪業深く、また自分自身の深い宿命から、宿命転換できえず、一応の姿で死んでいかれた同志たちのために、十年目を記念して、おとうさま、おかあさまもお呼びして、常在寺か、または学会本部で、ぜんぶのおとうさま、おかあさまに集合していただいて、ねんごろに、私ども大幹部で、青年部の先輩で、追善供養したいと、私は念願しております。
 どうか、また次の幹部会に元気いっぱいの姿をもってお会いしたいと思います。きょうは御苦労さまでした。

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