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日蓮大聖人・池田大作

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入仏落慶式 大宣寺入仏式を祝う

1961.7.10 「会長講演集」第2巻

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1  恩師戸田城聖先生のおんために、もったいなくも日達上人猊下におかせられては、このようなりっぱな法城を下され、かつ、ただいまは、深いおほめのことばをちょうだいできえましたことを、私は戸田門下生を代表して、猊下に厚く御礼申し上げるものでございます。
 猊下のおことばは、日蓮大聖人様のおことばと私どもは確信しております。だれびとが批判しょうとも、だれびとが創価学会をバカにしようとも、日達上人猊下に、恩師戸田先生がおほめのことばをいただいたという事実は、師弟不二の原理にもとづいて、われわれ全学会人に、おほめのことばをちょうだいしたと確信していこうではありませんか。
 ただいま、総監さんよりもお話がありましたごとく、仏法の不思議は、はかりしることができません。日達猊下と恩師戸田先生とは中学校時代よりお知り合いであったという、この不思議。また、日達猊下が猊座にお登りあそばされる以前、宗門の重鎮となされ、庶務部長、そして、総監時代に、恩師戸田先生は、よくその当時の猊下とごいっしょに『総本山をば、時の猊下をばお守り申し上げよう、宮中府中一体で広宣流布をめざしていこう』、日達猊下様にたいしては『あなたは宮中の人である。わしは府中の人である。宮中府中共に一体で広宣流布に進もう』と、よく申されたおことばを私は聞いておりました。
 今、この庶務部長、そして総監を経て、いっさいの衆生の大導師、日蓮大聖人様法水瀉瓶のその大仏法を受け継いでいらっしゃる日達上人猊下は、恩師戸田先生にこのように御慈悲をたまわっておられるということにたいしては、私ども戸田先生の精神を精神として、いままで以上、百千万億倍も日達上人猊下に御奉公をお誓い申し上げようではありませんか。
 以上、お誓いいたしまして、私のあいさつといたします。

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