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第14回本部幹部会 二百万世帯達成に当たって

1961.6.27 「会長講演集」第2巻

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1  さきほどから、お話もありましたが、本年度の目標である二百万世帯が悠々と半年間で突破できえましたことを、皆さま方といっしょに喜びたいと思います。おめでとうございました。たいへんに御苦労さまでございました。
 しかし、私からいくらお礼を申し上げ、礼儀を尽くしても、何も差し上げるわけにはいきませんし、ぜんぶ大御本尊様から、おのおの、たくさんの功徳をちょうだいしていただきたいと私は思います。
 それで、七月度は、組座談会徹底のリズムものってまいりましたし、御供養のほうの活動もたいへんであると思いますゆえに、六月度と同じように、もう一か月、成果の発表はしないで、悠々と一か月間、活動していただきたいと私は提案するのですけれども、いかがでございましょうか。
 では、七月度も、六月度と同じような月といたします。そのかわり、いよいよまた、八月から戦いにはいりましょう。
 それで、もう一つ申し上げておきたいことは、わが創価学会が二百万世帯となり、これからも二百五十万世帯、三百万世帯と、月々年々、大勢の学会員になってきますと、そこに考えられることは『ふまじめな信者』が出てくるということです。想像できるわけです。
 それから『創価学会へはいっていれば、きっとうまいことでもしていけるだろう』というような陰険な心をもって、利用していこうという悪い根性で、学会にはいってくる人も出てくると思います。
 私は言いたい! あくまでも創価学会は、信心根本に、純粋なる大聖人様の御精神を受け継ぎ、その大聖人様の御精神を精神として、どこまでも貫き通していきたい。
 したがって、信心指導においては、毅然たる態度で、たとえ二百万世帯が百万世帯になったと仮定しても、堂々と純粋なる信心一本で活動しきっていただきたいのであります。
 どうか、七月の幹部会の時には、また元気はつらつたるお姿を見せていただきたいと思います。たいへんに今月は御苦労さまでございました。

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