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日蓮大聖人・池田大作

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第11回本部幹部会 強力な学会教学陣

1961.3.27 「会長講演集」第2巻

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1  毎月の幹部会は、あくまでも幹部会であって、本部の理事ならびに大幹部の方々が、いろいろとお話をいたしますゆえに、私はかんたんに話をさせていただくことにいたましす。会長講演が目的ではないはずです。幹部会という実質面でいくべきが正しいと思いますから、それでいいでしょう。
 今月は教学の月でありました。十一万人の人が教学の試験を受けて、ただいま副教学部長からお話がありましたこどく、現教学部員は、ぜんぶで四万人になりました。
 日蓮大聖人様の大仏法を身につけて、社会の指導者になっていくべき四万人の教学部員ができたということは、創価学会の教学陣がどれほど強く、まじめであり、真剣でいり、全宗教が、絶対に創価学会には永久に勝つことはできない、衰亡していく瑞相であると信ずるのであります。
 したがって、私ども幹部は、一生涯、大聖人様の仏法を、真剣に、まじめに研さんして、これからの学会員のりっぱな模範を示していきたいと思います。しっかり、おたがいにがんばっていきましょう。
 昨年度は、御本山にたいしましては、十か寺の新寺院の建立、御供養を申し上げました。三千万円、旧寺院の修復費として御供養申し上げました。
 また本年度は、二十か寺の新寺院建立の御供養を申しあげることになっております。着々と進んでおります。また先日は、五千万円、旧寺院の修復費として、猊下に御供養申し上げました。また、末寺のなかでは第一級の寺院である常泉寺の改築にあたっては、一千五百万円、先日、御供養申し上げました。
 このように、今、本部においては財務部費をぜんぶ総本山に、残った分は御供養申し上げていくように考えております。足らない分は、雑誌等の蓄積した分をそちらのほうへ回すように考えております。
 あくまでも総本山にたいする忠誠は、御奉仕は、御供養は、皆さま方を代表して本部で、過去も、現在も、これからも、いっさいいたすようにしますから、安心していただきたいと思います。
 なお、本山の現状に応じて、また御法主上人猊下の、広宣流布、本山をお考えになられる御指示をうけたまわるならば、そのたびごとに、何千万でも何億でも、御奉公申し上げる用意をしておりますし、そのような決心で御奉公していくつもりでございますから、以上、御報告申し上げまして、きょうの話といたします。

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