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日蓮大聖人・池田大作

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第9回本部幹部会 雨も嵐も何か恐れん

1961.1.27 「会長講演集」第2巻

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1  たいへんにしばらくでございました。皆さん方の代表といたしまして、日達上人猊下を外護し奉って、あす、東南アジアの旅行に行ってまいります。
 私の留守のあいだは、原島理事長が会長代理として、いっさいの中心となって指揮、指導してまいりますまから、原島理事長のもとので、元気いっぱいに活動していただきたいと思います。お願いします。
 かつて、恩師戸田先生が、昭和二十七年の時、ちょうど創価学会は、創価学会のことについても、戸田先生のことについても、悪口雑言されきっておった時代でございます。新聞であろうが、テレビであろうが、また雑誌であろうが、あらゆる誹謗をされておった時に、戸田先生が、扇子をお出しになられて、そばに私がおったのでありますが、こういう歌をよまれたわけなのです。それは『東洋へ広宣流布への旅なれば雨も嵐もなにかおそれん』という一首をおつくりなった。
 東洋広宣流布へ前進する私どもの前には、いろいろとこれからの難もありましょう。三障四魔も、三類の強敵もありましょう。しかし、ちょうど、少年が海水浴に行って、波があればあるほど喜び勇んで泳いでいく姿のごとく、ぜんぶの創価学会人が団結しきって、ひとりひとりが、強い信心、確信をもって、これからの三障四魔、三類の強敵に向かったときに、ああ、なんと楽しい、なんとスリルのあることであろうかと言えるように進んでいこうではありませんか。
 二月の幹部会におきましては、ただいま猊下より、また、御出席をいただくことになりましたけれども、皆さん方も、どうか二月の幹部会の時に、元気いっぱいの姿で私といっしょに会ってください。

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