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日蓮大聖人・池田大作

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千葉支部結成大会 学会は日本の柱

1960.11.1 「会長講演集」第1巻

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1  千葉の同志の皆さん、たいへんにしばらくでございました。
 創価学会に対して、いままで数多くの人々から『創価学会は暴力宗教である』と言われてまいりました。私どもは、また、皆さん方は、暴力をふるわれて信心をした人が、このなかにいるかどうか、絶対に創価学会は、ただのいっぺんも暴力なんかふるったことはないと私は断言いたします。
 一国の総理大臣が、暴力をふるわれて刺されておる日本の国情であります。また、一国の党の総裁が暗殺をされるような暴力の国であります。有名なハガチー事件、デモ行進、階級闘争、毎日の新聞に現われる殺人事件、けんか、どこをみても暴力ばかりの、日本人同士の同士打ちばかりの国情でございますが、そのなかにあって、ただ一つ、日蓮正宗創価学会だけが、正義によって立っている団体であると私は信じます。
 私どもこそが、折伏に行って、正しい仏法の話をして、ずいぶん大勢の人からいじめられてきております。墓地問題においても、法律のうえでも、仏法のうえでも、世間法のうえでも、私どものほうが正しいのに、悪い邪宗教が団結して、私どもをいじめております。迫害しております。いままで私どもは、ただのいっぺんも、暴力ふるっておりませんが、反対に新聞紙上においても、雑誌においても、邪宗教の団結においても、団結といおうか、新宗教連盟とか、全日仏の団体とか、そういう策動によっていじめられきっておったのが創価学会のいままでの歴史であります。
 願わくは、皆さん方は、だれびとがなんと言おうが、日蓮大聖人様の三大秘法の大御本尊様以外に、日本の国を救い、ひとりひとりの人々を仏にする道は絶対にないという確信をもって、この暴力におののいている日本の国を救いたいと思うのでございます。
 大聖人様は『日蓮を失うことは日本国の柱を倒すことに通ずる』との意味のおことばをくだされておりますけれども、前途暗たんたる政治家も、指導者も、確固たる理念もない、たがいにけなしない、感情的になっているこの日本国を救うのも、日蓮正宗創価学会以外には断じてないということを、信じきって進みたいと思うのでございます。
 したがって、日蓮正宗創価学会を批判し、日蓮正宗創価学会をいじめるようなことがあるならば、日本の柱を倒すということに通ずると私は思うのであります。
 その意味において、大御本尊様を持った同志の皆さん方ひとりひとりが、あくまでも正義に立って『物心ともに、私こそ日本第一の幸福者である』『自分こそは日本第一の幸福者である、しあわせ者である』と、隣人の人々に、職場の人々に、日本国じゅうの人々に言いきり、示しきっていける信心をし、功徳をうける折伏をしていただきたいことを念願して私の話といたします。

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