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日蓮大聖人・池田大作

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第3回関西体育大会 大生命哲学かかげて前進

1960.9.11 「会長講演集」第1巻

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1  きょうもまた、青年部諸君、また元気いっぱいに、それを応援した関西の総支部の同志の皆さん、きょうはたいへん御苦労さまでございました。
 きょうは、さきほどからお話がありましたように、もったいなくも御法主上人猊下の御臨席をいただきました。猊下は、きのうは福山の入仏落慶式に、その前日は姫路の入仏落慶式と、まことに御多忙のところ、とくに御慈悲をいただき、関西の皆さん方の前にきてくださったわけでございますが、皆さんといっしょに御法主上人猊下様に拍手をもってお礼申し上げたいと思います。
 青年部の諸君は私の弟であります。私は力はありませんが、恩師戸田城聖先生が広宣流布に、また一国救済のために、命を削っての指揮をとってこられました、その精神を精神として、私もこのからだを砕いて、広宣流布の前進をしていく決心でございます。
 そうした私が、途中で倒れるようなことがあったならば、願わくは恩師の精神を、また私の精神を、青年部諸君が受け継いで、りっぱに広宣流布に進んでいただきたいことを切望するものでございます。
 かつてマホメットは、右手にコーラン、左手に剣を持って、アジアを征服いたしました。彼のコーランは、教典は、邪教であり、彼らの持つ剣は暴力を象徴しておりますが、日蓮正宗創価学会の、東洋、世界の救済の前進の姿は、右手に大聖人様の御慈悲をもち、左手に大生命哲学をひっさげての前進であると、私は確信するものでございます。
 また、あすから個人の幸福のために、関西の不幸の人々のために、一国広宣流布のために、東洋、世界の平和のために、しっかりと勉強し、しっかりと働き、しっかり信心しきって、明年の体育大会には、またこれだけ成長いたしましたという姿を、御法主上人猊下に見ていただこうではありませんか。

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