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日蓮大聖人・池田大作

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関東第二総支部結成大会 行き詰まった時の信心

1960.9.5 「会長講演集」第1巻

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3  もし一つ、付け加えて申し上げたいことは、どうしても、一生にわたる信心の途中において、なんとなく感激がなくなり、なんとなく行き詰まり、活動することも元気がなくなっていくような人がおりますし、そういうときもあります。私も過去において、なんどもございました。なんら皆さんと変わりはございません。そのときには私は、私なりに発見したことは、行き詰まったときに『よし、自分はことしはこのように御書を一ページずつ読もう』また『ことしは、自分は題目を何遍一年間唱えよう』また『幾日間、自分は朝何時に起きて、しっかり勤行しきって、いろいろな本を読もう』また『ある時には、後輩とうんと会って、人材教育に何か月間がんばろう』というふうに、行き詰まったときに、必ず、自分自身が一つの発心をして、目標を立てて、その目標に勇んで進んでまいりました。必ず、そのところに大きな打開、それから希望が湧いてきたことは私の体験です。
 これは私の一つの体験でありますが、皆さん方も、そういうようなことがあったならば、なんらかの一つの目標を立てるなり、新たなる発心をして、そして大きな宿命転換の仏道修行をしきっていただきたいと切望いたします。
 最後に、星生総支部長のもと、本部からも竜理事をはじめ、優秀なる大幹部が派遣されてきておられますから、大幹部の方々にぶつかって、皆さん方が、また次の大幹部に育つように、いよいよの御健闘と団結とを期待しまして、私の話といたします。

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