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日蓮大聖人・池田大作

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第3回北海道体育大会 青年は民衆の依情依託

1960.8.28 「会長講演集」第1巻

前後
1  青年部の諸君ならびに北海道総支部の同志の皆さん、本日はたいへんに御苦労さまでございました。
 初代の会長牧口先生も、また恩師戸田城聖先生も、この北海道の地においては、ひとしお縁の深い国土世間でございました。
 さきほども、札幌市長が帰りまぎわに、皆さん方の勇壮なる姿をみて、絶賛をして帰られたということをうかがいましたが、日蓮正宗創価学会は、世界最高の大仏法を奉持している団体であるがゆえに、幸福であるということも世界最高であるし、教学も世界最高であるし、体育大会も、あらゆる会合が、世界最高の、しあわせにみちみちた会合であるということは、理の当然であると私は信じます。
 建武の中興も、二十代、三十代の青年によって達成されました。また有名な明治維新も、二十代、三十代の青年によって成就されております。恩師戸田先生は、とくに青年部に力をこめて、全身全霊の薫陶をなされてまいりましたが、その青年部を、私はあずかる身として、恩師の心を心として、諸君が全学会の大人材となり、日本の、東洋の大指導者になるまでは、私も微力ではありますが、全魂を打ち込んで諸君とともに戦う決意でありますゆえに、諸君も私と同じ心をもって、全日本民衆の幸福のために、大仏法のために、そして、全東洋民衆の幸福のために戦っていただきたいと切望するものでございます。
 そして、青年部である諸君が、また青年部である私が、力を合わせて全支部の依怙依託となり、かつは日本、東洋の依怙依託となって、りっぱに宗教革命を、広宣流布を、成就しきろうではありませんか。
 最後に、北海道総支部の同志の皆さん方の御健康と御健闘と、より以上の鉄の団結とを祈って、私のあいさつといたします。御苦労さまでございました。

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