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第2回本部幹部会 指導の徹底

1960.6.27 「会長講演集」第1巻

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1  皆さん、こんばんは。今月もたいへんに御苦労さまでございました。
 邪宗の寺は、だいたい一軒で、大きい寺で五百世帯の檀家を持っているということを、さきほど小泉先生から聞いたのですが、ちょうど一か月間で、百一の邪宗教の寺が、これで、布施を止められて崩壊した勘定になるわけです。これが立正安国論の御本尊様精神でありますし、必ずや日蓮大聖人様は、また恩師戸田城聖先生もおほめくださっていることを、私は堅く信ずるものでございます。
 大客殿建立につきましては、五月の三日に私から発表させていただきまして、もう婦人部の方方が用意をしておられることもうかがって、なんとかと、そのことについて、経過だけを御報告しなければならないと思いますので、お話をしておきます。
 それは再三再四、本山とも打ち合わせ会をしてまいりました。それで、技術者もはいりまして、設計の段階にはいっております。正式の発表は来年の五月の三日にいたします。したがって、御供養の問題も、そのときに発表させていただきます。
 百何十万世帯の人々が団結をしている現状でありますゆえに、けっして御無理をしなくても、私どもの真心の浄財によって、りっぱに大客殿の建立ができ上がります。今からがんばってくださっている方もありますので、うれしいとは思いますが、安心して来年であるということを肝に銘じて、それからまたがっばっていただきたいと、こういうわけなのです。来年の五月の三日に発表します。それも無理なさらなくとも多少ででき上がると思います。集金のほうも、御供養のほうの集め方も、一ぺんか二へんすれば、一日か二日でぜんぶ終了すると、こういうふうにいきたいと思いますけれども、どうでしょうか。
2  それからもう一つ提案を申し上げるのです。学会は折伏が根本義です。先月も今月も折伏戦の駒は堂々と進んでおります。七月も八月も一歩前進、二歩前進して折伏戦を展開していただきたいと思います。九月に信心指導の徹底を根本として体育大会もありますし、それから地区総会もありますし、のびのびと明るい、楽しい体
 育大会を、地区総会を、いたしたいと思います。したがって、先月、今月、来月、再来月と、八月までは折伏戦を展開して、九月は、どちらかといえば信心指導を根本として、一か月間をおくったらどうかと提案するものですけれども、どうでしょうか。
 だいたい拍手が多いですから、なんでも私は民主主義でいきます。
 したがって、九月の成果は発表しないことにしたほうがよいと思うのです。本部はもちろん、支部においても、地区においても、班においても発表はしない。ただし報告はとると、どうでしょうか。
 これで九月一か月間を、信心指導の徹底をしっかりやっていただいて、体育大会ならびに地区総会を楽しく実行していただいて、また信心指導で充実した力をもって、十月、十一月、十二月の立宗七百八年を、堂々と勝ち取っていきたいと思うのでございます。
 これだけ申し上げまして、来月の幹部会も、なにとぞ元気いっぱいのお姿で、この会場でお会いいたしたいと思います。

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