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日蓮大聖人・池田大作

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中野合同幹部会 折伏の原理

1960.6.17 「会長講演集」第1巻

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4  また、もう一つ申し上げれば、折伏をすることは、まず自分自身の宿命転換ができる直道であるとともに、大福運を積むことです、仏さまのお使いですから。相手の人が反対した、反対しても聞法下種で功徳をうけます。相手の人が信心した場合、今度は相手の人が信心して功徳をうけた、その功徳をまで、また回向されます。
 相手が反対しようが賛成しようが、せんぶ自分の功徳になります。それで悪口を言われた。『なんだ、病気のくせに、貧乏のくせに』と言われれば言われるほど、早く宿命転換できる、罪が消える、一石三鳥ではありませんか。
 これが仏法の原理です。折伏の原理です。せんぶ宿命転換し、功徳をうけ、仏になる最直道の方法が折伏です。したがって、戸田先生は『信心とは折伏なり』とおおせになりましたが、今、私どもは、大御本尊様を拝し、折伏にたって、感激をもって『ああ、最高の人生を生きていけるのだ。過去遠々劫の罪障を消してくださるのだ。大事な一個の人間を根本的に救わせていただけるのだ』という、大御本尊様に向かっても、折伏にたっても、感激に燃えていく信心修行をしたいものであると思います。以上をもって私の話を終わります。

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