Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第26巻  

小説「新・人間革命」あらすじ

前後
4  【奮迅】
  東京に戻った伸一は、1月27日、全国で行われる支部結成大会の冒頭を飾る、東京・杉並区の方南支部結成大会に出席。「支部は地域における学会本部」と語り、地域を「幸せの花園に」と念願する。
  2月18日、伸一は東京・立川文化会館で行われた本部幹部会へ。翌19日には、同会館に集った信越男子部の代表に、ホイットマンの詩の一節を引いて、今、立ち上がることの大切さを指導する。
  「支部制」が軌道に乗り始めたことを確認した伸一は、次に、最前線組織であるブロックの強化に力を注ぐ重要性を痛感。首脳幹部との懇談で、若き日に通い続けた埼玉・川越地区での御書講義について述懐し、真剣勝負の行動の大切さを強調する。
  伸一の奮闘によって、「支部制」に魂が打ち込まれ、組織の隅々まで、新生の息吹があふれていった。3月の半ば、彼は幹部に、油断を排し、「日々挑戦を」と訴える。
  学会は、宗門の悪侶らの誹謗中傷という、猛り立つ波浪のなかを進んでいたのである。大転回点が仏教の発祥であったことなどを訴える。

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