Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第8巻  

小説「新・人間革命」あらすじ

前後
2  【宝剣】
  7月、男子部幹部会に出席した伸一は、戸田城聖の7回忌を期して、「本門の時代」に入ることを宣言する。女子部幹部会では、男子部・女子部の部員100万達成を提案。
  関西に赴いた伸一は、京大生への「百六箇抄」講義を始め、一人一人を広布の“宝剣”へと育てていく。
  そんな折、聖教紙上に、日達法主から僧侶・法華講への「訓諭」が載った。背景には、広布の息吹もなく、学会を批判する宗門の腐敗が——邪悪に対し伸一は、敢然と戦いを挑む。
3  【清流】
  1963(昭和38)年7月28日、言論部の第1回全国大会。伸一は“今こそ、民衆救済のために、正義の言論の剣をとって前進しよう”と訴え、新たな言論運動を提示する。8月度の男子部幹部会では「世界広布の歌」が発表。9月には信濃町の新学会本部が落成。10月には民音の発足……。こうした前進のなか、ある地方で、幹部の金銭詐取事件が発覚。幹部の不祥事を通し、広布の組織を撹乱する魔の本質を究明する。
4  【激流】
  1963(昭和38)年11月23日、ケネディ大統領暗殺の激震が世界を走る。伸一は、彼の大統領としての“1000日の戦い”に思いを馳せる。この年の12月には学会は400万世帯に。39年を「団結の年」と決定。
  39年1月、学会の代表が韓国を訪問することになっていたが、渡航不許可の通知が届く。韓国には、かつて日本が行った非道な侵略と支配の歴史がある。そのため、学会に対しても根強い誤解があり、韓国に芽生えた学会組織に弾圧が襲う。だが、韓国の同志は、迫害の冬を耐え、粘り強く信頼を勝ち取り、社会で実証を示していく。

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