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日蓮大聖人・池田大作

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小説『人間革命』収録にあたって 「池田大作全集」刊行委員会

小説「人間革命」1-2巻 (池田大作全集第144巻)

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4  小説『人間革命』には、牧口常三郎、戸田城聖、山本伸一という師弟の、不惜身命の実践によって、日蓮仏法が広く民衆に根差し、人間蘇生の哲理として、現代社会に開花していった歴史が綴られている。
 また、そこには、「人間革命の道」が、「幸福境涯確立の道」が、「広宣流布の道」が、「世界平和の道」が示されている。それは、会員の皆様方にとっては「信心の教科書」となり、社会にあっては、混迷の時代を聞く「人間主義の灯台」となっていくにちがいない。
 法華経には「令法久住」(法をして久しく住せしめん)とある。未来永遠にわたって、正法を伝えていくことの大切さを示している。
 『人間革命』の全集への収録にあたって名誉会長が、あえて推敲の労作業をお引き受けくださったのも、日蓮大聖人の御精神は、その信心の正義の血脈は、広宣流布に生き抜く創価学会にこそ脈打っていることを、未来永遠に伝え残そうとされたからにほかなるまい。
 本全集では単行本二冊ずつを一冊にまとめ、本巻・第百四十四巻から第百四十九巻まで六巻にわたって収録させていただく予定である。
 この『人間革命』が、多くの皆様に愛読され、未来を、世界を照らす、人類の幸福と平和の「光源」となることを念願してやまない次第である。
                    二〇一二年七月三日

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