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日蓮大聖人・池田大作

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君よ使命の大空へ 名門校の誇り高き わが創価学園を語る

2003.11.20 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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7  フランス革命の成果として、「教育の平等」を断行したナポレオンは叫んだ。
 ”身分や階級で差別されぬ実力主義の社会をつくることが革命だとすれば、教育は血を流さぬ革命である”と彼は学校もつくった。
 ”わが陣営は青春と熱情の中枢たるべし!”(エミル・ルドイッヒ『ナポレオン』上、中岡宏夫・松室重行訳、鱒書房、参照) と、優秀な青年を、どんどん登用した。
 だから青年たちが「我こそは!」と活気づいた。社会が活性化していった。
 組織も社会も、国家も時代も、すべては人間で決まる。人間教育こそ、最も深くして偉大な革命なのだ。
 栄光の「人間主義の世紀」を迎えるためには、ダイナミックな「人材革命」の大波を起こしていくしかない。
 その大波こそ創価教育だ。わが創価学園から、その大波を起こしたのだ!
 この十一月十八日は、学園の「創立記念日」であった。
 東京校の校歌の一節に、「輝く友の道拓く」とあるように、私は学園生の大道を必死で開いてきた。そして、君たちもまた、後に続く後輩たちの道を開いていることを忘れないでくれ給え!
 さあ、わが学園生よ、忍耐強く、自分らしく羽ばたけ!
 君の人生の最高峰に、「栄光の旗」を打ち立てるのだ!
 その一つの決勝点として、牧口先生と戸田先生の師弟から始まった、「創価教育」の百周年──西暦二〇三〇年を目指そうではないか!
 私の夢こそ君たちだ。
 百周年の輝く朝に、万感の思いも高らかに、「我は断固として勝ちたり!」と胸を張りながら、晴れ晴れと天高く、不死鳥のごとく舞いゆく君たちよ!
 おお、壮大にして、絢欄たる「創価学園生の世紀」の夜明けよ!
 大教育者ぺスタロッチは叫んだ。
 「人間がなし得る最大の勝利とは、自己に対する勝利である」(The Education of Man, translated from German to English by Heinz and Ruth norden, Philosophical Libary, Inc.)

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