Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和54年5月3日 獅子となりて 我は一人征く

1999.5.1 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

前後
9  いったん帰京した私は、東京の開拓の新天地、第二東京の拠点の立川文化会館に向かった。
 すでに、夕方近かった。別な世界を見る思いで、まさに沈みゆかんとする夕日の光景を、しばし呼吸した。
 夕暮れの立川に着くと、その清楚な頬に頬ずりしたいような、憧れの月天子が、顔を見せてくれた。
 私は一詩を詠んだ。
  西に 満々たる夕日
  東に 満月 煌々こうこうたり
  天空は 薄暮 爽やか
  この一瞬の静寂
  元初の生命の一幅の絵画
  我が境涯も又
  自在無礙むげに相似たり
 この日、五月十一日の日記に記したものである。
 世界の創価学会は、太陽と同じく、太陽の生命で、永遠に転教を休むことなく、進みゆくことであろう!
 また、断固、勝っていくことであろう!

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