Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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あとがき  

「東洋の智慧を語る」季羡林/蒋忠新(池田大作全集第111巻)

前後
2  ここに、私は、次のことを表明しておかなければなりません。それは、季羨林先生、池田大作先生とともに、このような意義のある「てい談」に参加させていただいたことは、私個人にとって、大思想家であられるお二方からたえず学び続ける過程でもあったということです。「てい談」での私の発言は、愚者の学びの過程におけるせいぜい「千慮一得」の愚見にすぎず、それは、あたかも高尚な場に出すことがむずかしい宿題の答えのようなものでもありました。「学無止境」(学問はとどまるところがない)とであります。ここに、私個人の発言に対し、読者の友人の皆さまからの忌障のないご意見、ご叱正をたまわりたいと心から願うものであります。
3  本書は、本年、中日国交正常化三十周年という年に発刊されます。この喜ばしい年にあたり、私は重ねて、中日両国人民が世世代代にわたり友好を貫いていくことを心から念じるしだいであります。
  二〇〇二年六月十七日

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