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日蓮大聖人・池田大作

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「5・3」記念協議会 「異体同心」ですべての山を越えよ

2006.3.29 スピーチ(2006.1〜)(池田大作全集第100巻)

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22  誠実と慈愛の勲章をわが胸に
 最後に、箴言を贈りたい。
 有名な中国の思想書『韓非子』には、こう記されている。
 「悪事が必ず見ぬかれるとすれば、だれでも用心をするし、必ず誅罰されるとなれば、だれでも悪事はやめる。しかし、見ぬかれないとなれば、わがままにふるまい、誅罰もないとなると、どんどんやってのける」(金谷治訳注、岩波文庫)
 だからこそ、正と邪を明快に言いきっていかねばならない。断じて悪を放置してはならないのだ。さらに『韓非子』にこうある。「明君は善人をさがし出してそれを賞し、悪人をさがし出してそれを罰する」(同前)
 賞罰の乱れは、滅亡の因となる。明確な賞罰の実行が、発展の力となる。
 広宣流布のリーダーは、陰で戦っているけなげな同志を徹して讃え、堕落した反逆者とは徹して戦う責務がある。どうか、常勝の名指揮を頼みます!
 われらの目的は一つ、広宣流布である。その一点に向かって、すべての同志が団結することだ。
 異体同心で進んでいくのである。
 結びに、
  めぐりくる
    五月三日の
      晴れの富士
  誠実と
    慈愛の勲章
      わが胸に
 と贈り、記念のスピーチといたします。
 長時間、ご苦労さまでした。
 お会いできなかった全国各地の皆さま方に、くれぐれもよろしくお伝えください。
 本当にありがとう!
 (東京・新宿区内)

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