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日蓮大聖人・池田大作

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最高協議会 師とともに! それが広布の勝ち戦

2006.3.17 スピーチ(2006.1〜)(池田大作全集第100巻)

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7  学会は永遠に善人だけで進め
 自分が先輩の立場になっても、「退く心」があってはならない。広宣流布に引退はない。最後の最後まで、わが使命を果たしぬくことだ。決して利己主義や、独りよがりになってはならない。そういう先輩のもとでは、後輩は育たない。
 中米キューバの独立の英雄、ホセ・マルティは訴えた。
 「正義を愛する心が失せ、義務などどうでもよいとなれば、勝利や栄光にかわって不名誉が跋扈し、権力は狂気と憎悪に満ちた道を歩むことになるのです」(「キューバ革命を前にした共和制スペイン」青木康征訳、『ホセ・マルティ選集』2所収、日本経済評論社)
 私どもで言えば、失ってはならないのは、「信心」である。「学会を愛する心」である。「師弟不二の魂」である。それが、「どうでもよい」となった分だけ、広宣流布は遅れる。永遠に悔いを残してしまう。断じてそうならないために、今、あえて厳しく言うのである。
 思想家の内村鑑三は「傲慢は罪悪中の罪悪である」(『内村鑑三著作集』6、岩波書店)と述べている。
 嫉妬や増上慢の心が、自分自身を破壊する。師弟に徹し、強き信心を貫くならば、乗り越えられない壁などない。
 戸田先生が「学会は、善人だけでまとめてゆくのだ。絶対に悪人を幹部にしてはならぬ」と遺言したとおり、いちだんと「正義のスクラム」を強め、勝利また勝利の前進をしてまいりたい。
 (東京牧口記念会館)

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