Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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ドクター部代表協議 広布に生きぬけば生命は健康

2006.1.12 スピーチ(2006.1〜)(池田大作全集第100巻)

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5  戦うドクター部であれ
 日蓮大聖人門下の四条金吾も医師であったことは、ご存じのとおりである。
 大聖人が、四条金吾を信頼されたのは、なぜか。それは、金吾の信心が強盛であり、勇気をもって敵と戦う人間だったからである。
 金吾に贈られた「石虎将軍御書」には、こう仰せである。
 「昔、中国の李広将軍という武将は、虎に母を食い殺されて、虎に似た石を射たところ、矢は羽ぶくら(矢の先と反対側に付いている羽根形の部分)まで石に突き刺さった。しかし、あとで、それが石と知ってからは、射ても矢は石に立っことがなかったという。それからのち、人々は李広将軍のことを石虎将軍と呼ぶようになった。
 あなたもまた、この故事のように、敵は狙っているのだろうが、あなたの法華経の信心が強盛であるので、大難も、事の起こる前に消えたのであろうか。これにつけても、よくよく信心に励んでいきなさい」(御書1186㌻、通解)
 「一念」が強ければ、何ごとも成すことができる。「信心の一念」が揺るがなければ、乗り越えられない試練はない。そして、大事なのは、広宣流布のために、三類の強敵と戦う「悪を倒す一念」である。「仇を討つ一念」である。「正義を打ち立てんとする一念」である。この一念を、さらにさらに燃えあがらせて、勝利の歴史を残していっていただきたい。「戦うドクター部」であっていただきたい。
 今年も、創価の大精神を胸に抱きながら前進されゆく、皆さま方のご多幸を祈ります。ご健康を祈ります。きょうは本当にありがとう! 同志の方々に、よろしく、お伝えください。
 (神奈川文化会館)

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