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日蓮大聖人・池田大作

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創立七十五周年記念本部・海外最高協議会… ともに元気に!大満足の人生を飾れ

2005.11.11 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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21  次の五十年を担う人材の陣列を
 ナポレオンの栄光は、わずか二十年であった。
 百年、二百年と栄えていく組織をつくることが、いかに至難の事業であるか。いわんや、「末法万年尽未来際」の広宣流布に挑んでいるのが、創価学会である。
 戸田先生は強く訴えられた。
 「組織を陳腐化させてはならない。官僚主義で機械的に上がっていくような、また、そつなくやっていればいいというような、退嬰的、保守的な組織になってはいけない。人材が、どんどん抜擢されるような、生き生きとした組織でなければならぬ。
 学会は、人材で築かれた城なのだ。広宣流布を唯一の目的とする一つの生命体だ。そして日進月歩、つねに生々発展する生命そのものなのだ」
 今、各地で新しい人材が躍り出できた。私は、本当にうれしい。次の世代がどうなるか――これは、今のリーダーの責住である。その決心の深さで決まる。絶対に、若い人を、上から抑えつけてはいけない。それでは、人は伸びない。この一点を、間違えたら怖い。「抑える」のではなく「育てる」のだ。後輩たちが「本当にお世話になった」「厳しかったけど、楽しかった」――そう思えるような良き先輩であっていただきたい。皆が「張り合い」をもって進めるよう、励まして励ましぬいていただきたい。
 今、人材を育てておかなければ、間に合わない。「次の五十年」を担う青年の陣列を築き上げたい。どうか、よろしく頼みます!
 ともあれ、年配になっても、心まで老いてはならない。牧口先生、戸田先生がそうであられたように、心は生涯、青年でなければいけない。いくら年を重ねても、「さあ、やろう!」と気迫をもって進むのだ。命ある限り、「月月・日日」に、″広宣流布の生命体″である学会とともに、同志とともに、前進、また前進し続けていくことである。
 明年の「青年・躍進の年」とは、年配者も青年も一体になって、皆が青年の息吹で躍進していく一年であることを、朗らかに決議しあって、記念のスピーチとしたい。
 どうか、各方面、そして各国の偉大な同志に、創立七十五周年の大勝利の祝賀と感謝の心を、くれぐれも、よろしくお伝えください。きょうは、本当にありがとう!
 (信濃文化センター)

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