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日蓮大聖人・池田大作

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秋季彼岸勤行法要 妙法の信仰が最高の追善回向

2005.9.23 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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9  青年を励まし、青年を育てよ
 私が統一ドイツの初代大統領ヴアイツゼッカー氏とお会いしたのは一九九一年の六月、ボンの大統領府であった。
 氏は、ビンゲン市のライン河畔に立つ、SGIのドイツ総合文化センターにも足を運んでくださった。それは、ちょうど十年前のきょう、九月二十三日のことだった。
 「将来の発展に責任をもって寄与するために、われわれが何をすべきか、何をしようとするのか、何をなし得るかを、みずからに問わなければならない」(『良心は立ち上がる』加藤常昭訳、日本基督教団出版局)
 これが氏の信条である。また、来日された折には、次のように語っておられた。
 「繁栄の中で漫然とそれを享受するだけではなくて、責住をまっとうしていくという生き方をすれば、その人の生き方はさらに生きがいのあるもの、意味のあるものになる」(「琉球新聞」一九九九年四月十九日付)
 広宣流布の戦いにあっても、自身の責任を一つ一つ、明確に自覚して、祈りぬいていく。そして、「私は悔いなく戦いきった。見事に勝った!」と言える歴史を残していくことだ。
 また、青年を愛するヴアイツゼッカー氏は「若い人は何でも積極的に取り組み、解決していく力がある」(「毎日新聞」一九九九年五月七日付)
 「未来への責任」を果たすために、人材を見つけ、人材を育てていくことが、リーダーにとって最重要の責務である。
 青年部を皆で励まし、若い力が思う存分に活躍できるよう、全力を挙げていきたい。
 さらなる広宣流布の躍進を決意しあって、私のスピーチとしたい。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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