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日蓮大聖人・池田大作

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創立七十五周年記念協議会(2) 心をつかめ! 誠実と熱意で

2005.8.24 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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5  行動が自分をつくる、歴史を開く
 ジェファソンは言った。
 「時間を無駄にすることのない人は、決して時間が足りないという不平は言わないものである。常に行動していれば、実に多くのことを達成できる」(前掲『モンティチェロのジェファソン』)
 まったく正しい人生哲学だ。行動だけが自分をつくる。行動だけが歴史を開く。行動のなかでこそ、生き生きとした勝利への智慧が生まれる。
 私の大好きなジェファソンの言葉がある。
 「活発な精神は常に幸せである」(同前)
 まさに、勢いよく広布へ進む、わが同志の姿である。仏法のために、努力また努力し、動き、苦労して、わが目標を達成していく。それらは、全部、功徳に変わる。自分の得になるのである。要領よく泳ぐ人間は、結局、損をする。まして広布を阻む悪人の末路は厳しい。皆さまが、よくご存じのとおりだ。
 また、世間の財産は、今世だけで終わる。仏法に生きぬく人は、三世にわたる福徳を築いていける。想像を絶する大満足の幸福境涯になることは、御書に照らして絶対に間違いない。
 日蓮大聖人は「法門を説き聞かせたので、未来までの仏種になる」(御書1486㌻、通解)と仰せである。
 妙法を語った分、仏縁が広がる。仏になる種を蒔いているのである。これほど幸福を深め、正義を広げる聖業はない。われわれは、広宣流布という最も崇高な使命のために行動している。
 私たちほどの幸福者がいるものか!――との晴ればれとした大確信で、わが決勝点へ、悔いなく走りきってまいりたい。

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