Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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方面代表者会議 目標を持ち、同志と歩む人生は愉快

2005.8.22 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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4  自身の勝利へ! 勇気の師子吼を
 近代看護の母ナイチンゲールは訴えた。
 「どんな仕事をするにせよ、実際に学ぶことができるのは現場においてのみである」(湯槇ます監修・薄井坦子編訳『ナイチンゲール著作集』2、現代社)
 戦場で、命がけで看護を続けた彼女の言葉だから、重みがある。広布の戦いも同じだ。現場にこそ、勝利のカギがある。リーダーは、「最前線」に飛び込み、激闘に次ぐ激闘のなかで、自身を鍛えていっていただきたい。
 イギリスの女性作家であるシャーロット・ブロンテは、「人間は能力の及ぶかぎり正しいことをなすべきです」(エリザベス・ギャスケル『シャーロット・ブロンテの生涯』中岡洋訳、『ブロンテ全集』12所収、みすず書房)と手紙につづっている。自分一人が努力してもわずかなものだ、などという考え方はよくない。ベストを尽くそう!――そういう信条であった。
 大聖人は、熱原の法難にさいして、「彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり」と励まされた。
 私たちの「広布の声」「勇気の声」は、何ものにも負けない力を持つ。戦った分、自分の福運になる。また、家族の福運、子孫末代までの福運となっていく。どんなに社会的な力を持った人も、仏法の功徳を受ける人には、かなわない。真実の幸福を築いていく人には、かなわない。私たちは、師子の大音声を放ち、卑劣な中傷など、はじき飛ばして、「自身の勝利」「地域の勝利」「広布の勝利」へ、猛然と走りぬこう!
 (長野研修道場)

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