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日蓮大聖人・池田大作

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代表幹部研修会(1) 前進! 前進! 幸福の大道を

2005.8.15 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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4  戸田先生「生命力があれば″楽しい世界″に」
 私と妻は、すべての同志の「健康勝利の前進」を、毎日、真剣に祈っている。なかには、病と懸命に闘っておられる方もいらっしゃるだろう。しかし、病気だから不幸なのではない。病気だから立ち上がれないということはない。妙法を持った人間が、不幸になるわけがない。
 スイスの哲学者ヒルティは言う。
 「病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路にすぎない」(『病める魂』斎藤栄治訳、『ヒルティ著作集』8所収、白水社)
 病気をした人は、その分、人のことを思いやれる。慈愛が深まる。病気は、いろいろなことを教えてくれる。死を見つめたり、生きる意味を考えたり、人生のかけがえのなさが見えてくるものだ。すべて、より高い人生の頂へと登っていくための通路なのだ。教科書なのである。いわんや、妙法を根本にすれば、一切が「幸福のエネルギー」となり、「向上の糧」となっていくのである。
 戸田先生は、大確信をもって言われた。
 「(御本尊の利益は)生命力が絶対的に旺盛になるということである。生命力が旺盛であれば悩みだ、苦しみだ、貧乏だなどと、いろいろな愚痴をいう世界が、明るい楽しい世界に変わる」
 「題目の力は偉大である。苦しい業を感ずる生命が、あたかも美しい花園に遊ぶがごとき、安らかな夢のごとき状態に変化するのである」
 苦しい時こそ題目。行き詰まったら題目だ。題目をあげれば、生命力がわく。勇気がわく。状況も変えていける。信心は、一切の勝利のエンジンなのである。

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