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日蓮大聖人・池田大作

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第51回本部幹部会、第5回関西総会、第… 勇気ある魂の炎を燃やせ青年よ羽ばたけ!

2005.7.7 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

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2  勝つ人生は楽しい!
 人生も、社会も、勝つことは楽しい。勝ってこそ、自分も、人々も、幸福にしていける。
 一方、負けることは、本当につらく、悔しいものである。
 勝つことは、決して当たり前のことではない。その陰には、計り知れない労苦があり、ひたむきな努力があり、必死の闘争がある。
 創価学会があるからこそ、私たちは勝利の人生を歩んでいける。学会とともに歩んでこそ、正義の道を進んでいける。そのことを、絶対に忘れてはならない。
 芸術部の皆さん、ようとそ! いつも本当にありがとう!
 芸術部の皆さんの見事な活躍を心から賞讃したい。皆さんと会えるのは、うれしい。黄金の思い出になる――これが、創価の同志の心である。
 いつもの″芸の顔″もいいが、きょうのお顔も、皆さん、じつにすばらしい。
 仏法には、少しもむだがない。広宣流布のための行動は、すべて、生命の福徳となり、わが身、わが一族を、荘厳していく。そのことを、どうか強く確信していただきたい。
 「晴天グループ」の皆さんにも、深く感謝したい。皆さんの真剣な祈りは、厳然と諸天を動かし、諸仏を動かしていく。異体同心の題目の力は、計り知れないのである。
3  われらの声は″正義の大砲″
 戸田先生は、どんなに忙しくても、青年たちを温かく迎えられた。
 「よく来たな! 未来に大きく羽ばたく諸君だ。私は期待し、信頼しているよ」
 先生は、青年を、こよなく愛された。
 とくに晩年は、″もう青年しかない。青年しか信頼できない。青年が後を継ぐのだ。青年が伸び、青年が増えれば、学会は大きくなり、広宣流布はもっと早く進んでいく″というお心であられた。
 私も今、戸田先生とまったく同じ気持ちである。創価学会は、これからいちだんと、青年に力を入れていきたい。
 ともあれ、青年部の皆さん、本当にようこそ! 皆さんは、よく戦ってくれた!
 全国の同志の奮闘により、意義深き「7・3」を、晴ればれと飾ることができた。大勝利、おめでとう!(拍手)
 また戸田先生は言われた。
 「広宣流布は、思想戦であり、言論戦だ。書きに書かねばならないし、しゃべりにしゃべりまくらなければならない作業であり、大運動なのだ」と。
 どんどん書け。しゃべりにしゃべれ。黙っていてはいけない。言うべきことは、強く言いきっていけ。それでこそ、広宣流布は進むのだ、との戸田先生の厳命である。
 もちろん、聞くべきときは、きちんと聞かなければならない。そのうえで、青年ならば、邪悪を許さぬ、鋭い言論の力を持つべきだ。「一」言われたら、「十」言い返し、打ち返す「反撃力」を磨きぬいていくのである。
 いわれない非難を受けて、黙って下を向いているような意気地なしの青年であってはいけない。
 お見合いじゃあるまいし(笑い)、おとなしくして、かしこまっていては損するだけである。
 相手の生命に叩き込むくらいの執念と勢いで、これでもか、これでもかと反論することだ。真実を語ることだ。沈黙しないことだ。
 生命力に満ち満ちた私たちの力強い「声」――それが″広宣流布の弾丸″である。偏見や無理解の壁を破る″正義の大砲″である。
 わが信念を、わが正義を、どんな相手にも、しゃべって、しゃべって、しゃべりぬいていくのである。それが愉快で、楽しくてしかたないという一人一人になっていってこそ、広宣流布は、いちだんと勢いを増して進んでいく。青年部の皆さん、よろしく頼みます!
4  広布に生きる功徳は永遠
 本当に偉大な人生とは何か――。戸田先生は語っておられた。
 「本当に偉大な人生とは、権力者になることでもなければ、いわゆる有名な人間になることでもない。創価学会のリーダーとなって、広宣流布に尽くしていくことこそ、最高にして永遠の誉れである」
 これが先生の絶対の確信であった。
 日蓮大聖人は「百二十歳まで長生きし、汚名を残して一生を終わるよりは、生きて一日でも名をあげる事こそが大切である」(御書1173㌻、通解)と仰せである。
 結論から言えば、広宣流布に生きぬくことが最高に「名をあげる」ことである。広宣流布の人生こそ、もっとも偉大な人生なのである。それが大聖人の御確信であられた。青年部の皆さんは、この一点を生涯、忘れないでいただきたい。
 戸田先生は「人間の″偉さ″は、地位や肩書にあるのではない。本当の『実力』があるかどうかで決まる」と指導された。
 学会のリーダーの条件は、社会的地位とか肩書は関係ない。どこまでも信心が根本であり、人間としての力がどうかである。
 つまり、「真剣さ」であり、「努力する姿」であり、「戦い続ける執念」である――それがある人かどうかを見抜いていく以外にない。
5  嵐の中で本物は光る
 私の胸中には、今も戸田先生の声が響いている。戸田先生の大事な話は、すべて書きとめて手元に置いてある。本当に懐かしい。先生はつねづね、おっしゃっていた。
 「恵まれた環境だからといって、いいものができるのではない。苦難、苦労の中でこそ、偉大なもの、本物は生まれる」
 平凡な人生では、平凡な人間しか育たない。青年ならば、あえて苦難の嵐の中に飛び込んでいくことだ。困難なことに挑戦することだ。
 折伏もそうである。大変である。しかし、大変だからとそ、自分が磨かれる。本物の人材と光っていく。若き皆さんは、この決心で進んでいただきたい。
 私も若き日から真剣に折伏に邁進した。
 当時、戸田先生の講義を聴き終わると、水道橋から電車に乗った。それから蒲田まで帰る間にも、ずいぶん対話をしたものである。しかし、電車が蒲田に着いても、まだ話が終わらない(笑い)。それで、駅のベンチで話したり、別の電車に乗って対話を続けたり――おたがいに納得いくまで語りあったものである。相手も大変だっただろうけれども。(笑い)
 今は、時代が違うし、皆さんは真似をする必要はまったくない。
 ともかく、皆が真剣だった。戸田先生の期待に応えようと必死だった。限られた時間のなかでの闘争であったが、青年部のリーダーの一人として、私は、自分自身が模範の闘争の姿を示していとうと決めていた。自分自身が限界の壁を破ろうと、祈り、動き、語りに語りぬいていった。
 この広布に戦う心を青年部の皆さんに受け継いでもらいたいのである。
 戸田先生が、ある同志に語っていた言葉が忘れられない。
 「自身の将来のために、一家の本当の繁栄のために、覚悟して一生涯、信心をしてみなさい。必ず心の底からよかったという日がくるから」と。
 信心してよかった! 学会員でよかった! そう心の底から思える日が必ずくる。それが戸田先生の宣言である。
 私たちも、自信をもって堂々とやりましょう! 頑張りましょう!
6  困難があるほど喜びは大きい
 ドイツの哲学者へーゲルは述べている。
 「困難が大きく悪質のものであればある程、これに対する勝利と名誉は偉大なのです」(『へーゲル書簡集』小島貞介訳、河出書房)
 真理を突いた言葉である。労苦や鞍難があるからこそ、勝利の喜びも大きい。
 また、ギリシャの作家プルタークは、世界的に有名な『英雄伝』に次のようにつづっている。二人の人物(セルトーリウスとエウメネース)について比較した一節である。
 「一方は敵に勝ちさえすれば危険は終ったのに、一方の危険は勝利を得た後で嫉妬する人々から起った」(『プルターク英雄伝』8、河野与一訳、岩波文庫)
 たとえ勝利を収めたとしても、嫉妬ゆえに、人々から攻撃される場合がある。今も変わらぬ方程式であろう。
 『三国志』で有名な諸葛孔明。史書『三国志』を著した陳寿ちんじゅは、″孔明は悪事を必ず罰し、善事を必ず顕彰した。そのため人々は悪行をなさなくなり、公正な社会が出現した″(陳寿『正史三国志』5、井波律子訳、筑摩書房、参照)と記している。
 かつて戸田先生は、私たち青年部のメンバーに小説『三国志』(吉川英治著)を読ませた。勉強させた。先生もまた、悪事を決して許さ、なかった。反対に、広宣流布のために一生懸命戦ってくださる同志を、いつも最大に讃えておられた。
 学会は、この精神で、これまでやってきた。だからこそ、偉大な団体となった。これからも、同じ精神を胸に、進んでまいりたい。
7  かつて戸田先生が、ある政治家と語りあった時のことである。こう言われていたことが忘れられない。
 「選挙民だけでなく、多くの人々から尊敬され、信頼され、私利私欲を投げ捨てる政治家になってもらいたい。それには、立派な人間となることである。人格をつくることである」
 政治を良くするといっても、大切なのは、政治家一人一人が人格を磨いていくことだ。人間として立派になっていくことだ。それが戸田先生の信念であった。
 私たちの信仰の目的も、一人一人が人間として輝いていくことだ。人間革命をしていくことだ。いい方向へと変わっていくことである。
 戸田先生は、こう見抜いておられた。
 ″学会ほど純粋で、人のよいところはない。これほどの価値のある、すばらしい団体はない。反面、悪い人間にとって、これほど利用できるところもないだろう。いわば獲物をねらう獣の前に置かれた新鮮な鯛のようなものだ。必ずこの学会を利用し、食いものにする者が出るだろう″
 この恩師の警鐘を、未来永遠に忘れないことだ。私はいつも、胸中の戸田先生と語り、先生の言葉を思い起こしながら、信心を根本に前進している。
8  ともあれ、晴ればれと、完全勝利、おめでとう!(拍手)
 全国の皆さん、本当にありがとう! すべて、勇気ある同志の勝利である。仏法の勝利である。
 婦人部の皆さん、家庭を守りながらの活動、本当にご苦労さま! 芸術部の皆さんも、ありがとう! 青年部も、よく頑張った!
 どうか、上手に体を休め、英気を養っていただきたい。そして愉快に、爽快に、ともどもに、新たな前進を開始したい。
 きょうは、沖縄の皆さんも参加してくださっている。遠いところ、ご苦労さま!
 創価教育の真価が、日本に、全世界に、いちだんと発揮される時代に入った。
 きょうは、アメリカ創価大学の首脳と学生の代表も、参加してくださっている。大学を卒業し、社会人となった一期生の代表と、先ほど記念撮影を行った。
 栄光の一期生の旅立ちを、全員の拍手で祝福したい。(拍手)
 さらに、ブラジル創価学園の教職員の皆さん、ブラジル教育本部の代表の皆さんも、はるばる、お越しくださった。そしてまた、遠くペルーからも、スイスからも、韓国からも、台湾からも、偉大な価値ある研修に参加してくださった。
 海外十八カ国・地域の代表の皆さん方、たいへんにご苦労さま! ありがとう!
9  「和合の拠点」を皆で大切に
 きょうは、個人会館、個人会場など、広宣流布の拠点を提供してくださっている尊い同志の代表も、出席してくださっている。いつも本当にありがとう! 心から感謝申し上げます。
 青年部をはじめ、私たちは常日ごろ、拠点を提供してくださる方々に、どれほどお世話になっているか――。拠点の方々に対する感謝の声が、私と妻のところへも、毎日のように寄せられている。
 思えば、牧口先生も、戸田先生も、自宅を拠点として提供されていた。私の妻の実家も、昔から拠点であり、牧口先生と戸田先生をお迎えした歴史がある。わが家も、地域広布の拠点として使っていただいた。
 御書を拝すると、大聖人は、会場の提供者に、それはそれは、こまやかな配慮をされている。
 ある会合を開くさい、門下の都合が悪くなった。この門下が会場を担当していたと思われる。
 それを聞かれた大聖人は、弟子の富木常忍にあてて、「(都合が悪くなった門下から)どなたか引き受けようという方がいれば、お願いしていただきたいとのことです。あなたの都合はどうか、ご返事をください。(もしあなたに)お差し障りがあれば、他の人にお願いしましょう」(御書949㌻、通解)と丁重に、心を砕いて依頼されている。
 大聖人が御みずから、これほど、細かく気を配られた。私たちは、この大聖人の御心を深く拝して、会場を提供してくださる同志の方々に、真心と礼儀を尽くしていかねばならない。
10  拠点の方々を困らせたり、迷惑をかけるようなことが絶対にあってはならない。私も、会場を提供してきた一人である。拠点の皆さまのご苦労は、よくわかるつもりだ。たとえば、トイレをお借りする場合でも、わが家以上にきれいに使うことだ。拠点の方の真心を、決して当たり前と思ってはいけない。感謝の気持ちを、言葉や行動で表していくことだ。
 先日、会場を提供されている方から、うれしい手紙をいただいた。ある女子部員が、会合終了後、きれいに掃除をして帰っていった。そのすがすがしい姿に、心から感動しました――そうつづられていた。
 皆が集まる。そこから価値が生まれる。喜びが広がる。そういう会合でなければならない。
 そして、「もう時間ですから終わりましょう」「会場のご家庭に申しわけないですから帰りましょう」等と、幹部から率先して声をかけることだ。
 会合終了後、皆、さまざまな用事もあろう。会合は「時間厳守」。終わったら「真心の掃除」――実際は、掃除をせずに、すぐ帰ったほうがいい場合もあるだろうが、大事なことは、「来てもらってよかった」と思っていただけるよう、心を砕くことである。
 また「近隣への配慮」を忘れてはいけない。お会いした時には、「いつも、すみません」等と、誠実に、礼儀を尽くすことである。さらに「駐車や駐輪の注意」を、お願いしたい。決して迷惑をかけないよう、基本のマナーの厳守を再確認したい。
 仏法の真髄は「人の振る舞い」にある。良識豊かな行動のなかに仏法の魂は輝くのである。
11  釈尊の時代にも、有名な「祇園精舎」をはじめ、在家の長者から提供された精舎などを拠点として、和合僧が築かれた。そこから仏法が広がっていった。
 精舎とは、修行に励む行者が集う道場である。現代でいえば学会の会館や個人会館、座談会場であるといえよう。釈尊は、精舎を提供した長者たちを最大に大切にされた。
 祇園精舎を寄進した須達長者に対しては、「全ての悪が滅び、これによって義の王国が栄え永遠の祝福が人びとのために、なかんずくその寄進者に与えられますように」(B・R・アンベードカル『ブッダとそのダンマ』山際素男訳、三一書房)と語っている。
 一軒の拠点から、勝利の劇が始まるのである。拠点のご家族の皆さま方は、大いなる福徳に包まれていく。そして、拠点を大事にする人も、自分自身が荘厳されていく。
 仏法の法理に照らして、創価の個人会館、個人会場は、「福徳繁栄の城」であり、「地域信頼の城」である。また「青年育成の城」であり、「広宣勝利の城」である。
 ここで、拠点を提供していただいている全国、全世界のご家族の皆さま方に、私たちは心からの感謝をこめて、大拍手を贈りたい。(拍手)
12  婦人部、女子部は「勝利の北極星」
 きょう七月七日は、なんの日だろうか?
 (=会場から、「七夕です」と声があがる)
 「七夕」は、ご存じのように、「織女星(織姫星)」と「牽牛星」をめぐる、中国の伝説などに基づいた年中行事である。女性の「織姫星」は、こと座のベガ。「夏の北の空で、いちばん輝く星」として有名である。男性の「牽牛星」は、わし座のアルタイル。「彦星」として親しまれている。
 ところで、私たちの住む地球の自転軸は、回転するコマの中心がぶれるように、動いている。「歳差運動」と呼ばれる動きである。その運動の周期は、約二万六千年。
 この歳差運動によって、地球から見て、(自転軸の先にある)″天の北極″に見える星は、現在の北極星(こぐま座のα星)から別の星へと移っていく。そして、今から約一万二千年後には、「織姫星」が北極星になるというのである。少々むずかしいかもしれないが、教学試験には出ないので安心していただきたい。(笑い)
 つまり、地上から見えるすべての星々が、この″女性の星″を中心に回るようになる――壮大なロマンあふれる話であると思う。
 どの世界であれ、女性を大事にして、女性が力を発揮し、輝いている組織、団体は、発展していく。そうでないところは、男性がいばってしまい、行き詰まる。わが学会は、「勝利の北極星」たる婦人部、女子部を中心として、広宣流布の一切が回転している。
 きょうは、愛する関西、そして頼もしき関西青年部の総会である。私は、関西婦人部、関西女子部をはじめ、すべての光り輝く創価の女性に、最敬礼したい。
13  弘安元年(一二七八年)の七月七日、大聖人は、大雨で山が崩れ、道がふさがれたなか、貴重な御供養を届けられた門下を讃えて、御手紙を贈られている。
 「雨が降り、風が吹き、人が制止する時にこそ、志はあらわれるものです」(御書1548㌻、通解)
 数々の迫害を勝ち越えて、正義を叫びきってこられた大聖人。その師を厳然と守りゆく一人の弟子。美しく、温かい魂の交流が拝せられる。
 いかなる状況であれ、「言うべきことを言いきる勇気」「動くべき時に動く勇気」を持つ人が、仏になる。いざという時に、臆してはならない。勇敢に、そして心広々と、強く、思いきって正義を言いきり、行動していくことである。
 その声の力が、「仏の仕事」、すなわち広宣流布を成し遂げていくのである。
14  ホイットマン「万歳! さあ、攻撃開始だ」
 この七月で、アメリカの詩人ホイットマンが『草の葉』をニューヨークで自費出版してから、百五十周年になる。(一八五五年七月に初版を出版。自由闊達に人間を謳い、民主主義の理想を力強く表現した)
 その意義を踏まえて、この秋には、ボストン二十一世紀センターで、学術会議「文明間の対話のための池田フォーラム」の第二回が開催される。(第一回は二〇〇四年十月、哲人ソローの代表作『ウォールデン〈森の生活〉』の発刊百五十周年の意義をとめて行われ、第一級の研究者が活発な討議を交わした)
 ホイットマンは、正義と平和を実現する民主主義の未来像を描き、こうつづった。
 「すべての健全な魂をもっ人間の中には、どんな環境のもとでも抵抗をやめることのできない、否、やめではならぬ不滅の勇気と予言の力が宿っているのだ。万歳、さあ、攻撃開始だ――攻撃を永久に続けよ!」(『民主主義の展望』佐渡谷重信訳、講談社学術文庫)
 永遠に戦い続ける。それは、まさに仏法の魂である。私たちも進みましょう!
 この大詩人の叫びを、わが青年部にお贈りして、スピーチを終わりたい。
 皆さん、お元気で!
15  この夏は、楽しく、ゆったりとして、気分転換をしながら、上手に疲れをとっていただきたい。
 健康第一で、夜はなるべく早く休むようにして、食べすぎや飲みすぎにも注意して(笑い)、賢明に過ごしていきたい。
 また、日々の会合をよりいっそう、充実させ、組織もしっかりと整備する夏にしてまいりたい。
 ともあれ、人生を順調な軌道に乗せ、わが生命を輝かせていく――その原動力が題目である。生き生きと、妙法のリズムにのっとった生活を送っていきたい。
 いちばん平和で、いちばん幸福で、いちばん安全な道を進もう! そして、いざという時には、いちばん勇気を出して、魂の炎を燃やして、力強く人生を勝ち越えてまいりたい。
 海外の皆さん、本当にありがとう! サンキュl! シー・ユー・アゲイン!(また、お会いしましよう)
 関西の皆さんも、楽しくお過ごしください。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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