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日蓮大聖人・池田大作

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第二総東京代表協議会 力強い声で! 正義の師子吼を

2005.5.21 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

前後
18  ここ東京牧口記念会館から望む富士は、春夏秋冬、すばらしい。
 何があろうが、この一生を富士のごとく、悠然と徴動だにせず、戦い、生きぬいていくことだ。
 そこにこそ、何ものも破壊できない、自分自身の「金剛の生命」がつくられ、不滅の大功徳に包まれていくからだ。
 東京の町田ゆかりの作家・北村透谷も富士を謳った。
 激しき風にも、また雲にも、雷にも微動だにせず、恒久不変の威厳を示し、不朽不死の尊容を誇る富士――その偉大なる姿を仰ぎ、讃えた一人である。
 透谷はつづった。
 「流転の力汝(=富士)に迫らず、無常のちから汝を襲はず。『自由』汝と共にあり(中略)遠く望めば美人の如し。近く眺れば威厳ある男子なり」(『北村透谷選集』勝本清一郎校訂、岩波文庫)
 われらの人生も、かくあれ!――と、私は申し上げたい。
 終わりに、
  富士の山
    勝ちて見つむ
      不二の山
  
  恐れなく
    富士の如くに
      君と僕
 と贈り、私のスピーチとしたい。
 長時間、本当にありがとう! 激闘が続きますが、くれぐれもお体に気をつけてください。健康のために、あまり夜遅くに食べないように、また、なるべく早い就寝を心がけていってください。
 皆さまのご健康、ご長寿、そして大勝利の福徳の人生を祈りに祈っています。本当にご苦労さまでした!
 (東京牧口記念会館)

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