Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「5・3」記念祝賀代表者会議 会って語れば道は開ける

2005.4.15 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

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21  「陰徳」は必ず「陽報」
 大聖人は、四条金吾にあてた御手紙で仰せである。
 「主君から度々いただいた所領を返上して、今また所領を給わったということは、これほど不思議なことはない。まったく陰徳あれば陽報ありとはこのことである」(御書1180㌻、通解)
 金吾は法華経の信心ゆえに、領地の没収や追放の危機にさらされた。大聖人を憎む悪僧の良観や、金吾を妬む同僚が、主君である江間氏に讒言し、金吾をおとしいれようとしたからである。そうした一切の迫害をはね返して、金吾は主君から、いっそう深い信頼を勝ち取った。そして、新たな領地を授かるまでになったのである。
 どれほど嘘をつかれ、悪口を浴びせられようとも、最後は必ず勝つ。堂々たる「勝利の実証」を示す。これが偉大な妙法の功徳である。
 広布のために尽くし、戦った功徳は絶大である。「陰徳」があれば、必ず「陽報」となって現れる。学会は、この因果の理法に完壁に則っているがゆえに、一切を勝ち越えてきたのである。
 ともあれ、わが同志の皆さまは、広宣流布のため、立正安国のために、尊き陰徳の活動に徹しておられる。人々のため、社会のため、未来のために活動しておられる。皆さまが、絶対に負けるわけがない。必ず、勝利の陽報に包まれていくことは、間違いない。
 私は、全同志の健康と幸福と勝利を、毎日、一生懸命、祈っている。ともどもに、いちだんと勇敢に、忍耐強く、緻密に勝ち進んでいくことを決意しあい、スピーチを結びたい。
 大切な、各地域の同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。
 どうか、ますますお元気で! 創立七十五周年の五月三日を、晴ればれと迎えましょう!
 (東京・信濃文化センター)

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