Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第四十六回本部幹部会、第四回関東総会 妙法は勝利の人生の原動力

2005.2.10 スピーチ(2004.9〜)(池田大作全集第97巻)

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18  病気との闘いを宿命転換の好機に
 なかには、病と懸命に闘っておられる方もいらっしゃるにちがいない。しかし、病気になること自体は、決して敗北ではない。
 日蓮大聖人は、病の子をもつ門下を「南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや」と励まされている。病気との闘いを、宿命転換の好機と定めていく。その強き一念が、障魔を打ち破り、崩れざる幸福への軌道を広げていくのである。
 トルストイも述べている。「病気はなんとありがたいことか! それは、我々が何ものであり、我々の一生の仕事は何であるかを、はっきりと示してくれる」
 また、スイスの思想家ヒルティの言葉に「病気もまた、大きな幸福でありうる。すなわち一つの浄化カタルシクであり、また健康の時には考えられなかったような、高い人生観への飛躍でありうる」(『幸福論』3、『ヒルティ著作集』3所収、前田護郎・杉山好訳、白水社)とある。
 ともあれ、学会創立七十五周年を飾りゆく皆さまの奮闘と活躍に、最大に感謝申し上げたい。そして、「二十一世紀の新たな師弟の原点」と光る、この二月を、生き生きと戦い、若々しく語り、朗らかに勝ち飾っていくことを決意しあって、スピーチを終わりたい。
 お帰りになられたら、同志の皆さまによろしくお伝えください。本当に、ありがとう!
 (創価国際友好会館)

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