Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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各部代表者会議 青年よ強く進め! 偉大な自分史をつくれ

2005.1.28 スピーチ(2004.9〜)(池田大作全集第97巻)

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11  「忘恩と邪知の輩を許すな!」
 牧口先生は、よく言われていた。
 「反逆者の末路は、苦悩と醜態の歴史を、醜く残すだけだ」
 同志を裏切り、反逆するような卑怯な人間に、断じてなってはならない。これが牧口先生の叫びであった。
 戸田先生も厳しく語っておられた。
 「忘恩の畜生のごとき、邪知の輩は、われらの広布の世界には、まったく必要ない! さっさと出ていけ! 一生涯、反逆者を許すな!」
 先生の声は、本当に大きかった。悪人は皆、震えあがった。
 後世のために、戸田先生の指導を、さらにいくつか紹介したい。
 「わが学会を悪口するものは、妙法使徒の集団を悪口するもので、現罰なくしてなんとしよう。人々よ、よくこれらの人々の今後の生活を見たまえ」
 これが戸田先生の大確信であった。
 先生は″恩知らずの退転者が惨めな姿を世間にさらしていくのは、いかに仏罰が恐ろしいかを、その姿で証明するためだ″とも言われていた。仏法は厳しい。学会の大恩を忘れ、同志に仇をなした人間の末路は哀れである。皆さんも、よくご存じであろう。
 戸田先生は、学会の組織を金もうけに利用したり、金銭の問題を起こす悪い人間についても、烈火のごとく怒られた。そうした輩が家に来ても、「門前三尺以内に入れてはならぬ。大魔がきたか、学会の敵がきたかと、にらみつけて、追い返してしまいたまえ」と指導されていた。
 学会を利用する悪人は″魔物″だ。怒鳴りつけて、追い返せ――そう厳命されたのである。
 先生は、こうも指導されていた。
 「広宣流布を進める創価学会を、何よりも大事にし、守りきっていく。これが地涌の菩薩である。そうでない幹部は、学会から出ていってもらいたい」
 戸田先生が「戸田の命よりも大事」と言われた学会の組織である。その学会を厳然と守り、友に尽くしぬく皆さまであっていただきたい。
 また先生は、堕落した坊主に対しては「腐りきった坊主ほど、無用のものはない」と手厳しかった。そして先生は、断固として叫ばれた。
 「いかに学会を憎み、いかに学会をおとしいれようとしても、われわれは師子王である。犬、野干(キツネの類)のごときものなど、断じて恐れるな!」
 私たちも、これでいきましょう! 戦いましょう!
 戸田先生は、宗門のなかに堕落の風潮があることを、鋭く見抜いておられた。しかし、会員を守るため、宗門を厳然と外護された。
 私も、宗門の発展のために、懸命に尽くした。尽くしぬいた。
 ところが日顕宗は、供養を取るだけ取ると、冷酷に学会を切り捨てようとした。
 しかし結局は、宗門のほうこそが、大聖人の御遺命どおりに広宣流布をめざす清浄な信心の世界から、みずからを切り離してしまったのである。われわれは、広布の和合僧を破壊せんとした、卑劣な輩を悠然と見おろしながら、未来に向かって、朗らかに前進してまいりたい。
 きょうは、青年部の代表も多数、参加されている。若い皆さんと会えて、本当にうれしい。いよいよ青年が立派に育ってきた。学会の未来は明るい。皆、偉大な広宣流布のリーダーとして活躍していただきたい。
 私は、広宣流布の第一線で戦っておられる同志のご健康とご長寿、そして勝利を、毎日、一生懸命、祈っている。
 皆さん、どうかお体を大切に! また、お会いしましょう! 長時間、本当にありがとう!
 (創価文化会館)

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