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日蓮大聖人・池田大作

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ペルー国立教育大学「名誉博士号」授与式… 青年よ 正しき哲学を持て!

2005.1.22 スピーチ(2004.9〜)(池田大作全集第97巻)

前後
11  「私は学生の先頭に立つ!」
 後にエンシーナス先生は、サンマルコス大学の総長に就任する。
 学生の権利を護るために、独裁的な政治家ともまっとうから対決した。
 ″学生の側に立って教育するのか。それとも政府の側に立って教育するのか″――このように問いつめられる状況もあった。
 その時、エンシーナス先生は厳然と、そして悠然と、こう答えたのである。
 「私は、『学生の側に立つ』どころか、『学生の先頭に立っている』のです!」と。
 青年の道を開くため、命をなげうって戦ったエンシーナス先生の行動こそ正しい。これこそ、人間教育の魂である。(拍手)
 私もまた、一生涯、青年の側に立ち、そして青年の先頭に立って、戦いゆく決心である。
 諸君、一緒に戦おう! 断じて、勝って勝って、勝ちまくって一生を送ろう!
 結びに、ぺルーで″青年の詩人″として知られるホセ・ガルベスの詩を、諸君に贈りたい。
 「『倒れるまで戦いに戦おう!』という
 華々しい標語ではなく、
 『勝つまで戦いに戦う』という
 勝利への崇高なる心意気で!」
 戦いにおいては、一見、華々しい、口先だけの、人気取りの振る舞いは必要ない。
 「勝つ」ことが重要である。″勝つまで戦う″″戦って勝ち抜くのだ!″――わが世界一の青年部も、この心意気でいきましょう!
 愛するペルーの平和と繁栄を、私たちは、心からお祈り申し上げたい。
 そして、インカ時代にも人々から愛され、。ペルーを代表する花である「ラ・カントゥータ」のごとく、貴大学から、青年の希望と栄光の花が、さらに爛漫と咲き薫りゆくことを、お祈り申し上げます。
 「『太陽の国』ぺルー共和国、万歳!」「『勝利の太陽』わが青年部、万歳!」と申し上げて、私のスピーチを終わります。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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