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日蓮大聖人・池田大作

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全国総県長会議 さあ会合革命! 皆に勇気と喜びを

2004.10.8 スピーチ(2004.9〜)(池田大作全集第97巻)

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8  聖教の拡大は「希望を拡大」「仏縁を拡大」
 神奈川といえば、近年、まことに目覚ましい躍進である。
 「聖教新聞」の拡大においても、つねに全国の先頭に立って、見事な模範を示している。
 聖教の拡大は「希望の拡大」「正義の拡大」である。「仏縁の拡大」であり「広宣流布の拡大」である。リーダーが先陣を切り、智慧を発揮して、自他ともに福徳を広げるため取り組んでいただきたい。
 神奈川をはじめ、聖教拡大の同志を讃嘆申し上げたい。
 また、無冠の友(「聖教新聞」を配達される方々)に、心から感謝申し上げたい。
 どうか、一人一人が「将の将」として、皆が喝采する「勝利の名指揮」を執っていただきたい。
 「種種御振舞御書」には仰せである。
 「釈迦如来のためには、提婆達多こそ第一の善知識であった。今の世間を見ると、人を良くするものは、味方よりも強敵が人をよく成長させるのである」(御書九一七ページ、通解)
 強敵がいるから、困難があるから成長できる。自分自身が強くなれるのである。
 中国の周総理は言う。
 「もっとも重要なことは、やはり末端の支部から新しい幹部をどんどん抜てきすることである」(『周恩来選集〈1926年〜1949年〉』日本語版《周恩来選集》翻訳室訳、外文出版社)
 「次の五十年」へ、わが地域から新しい人材の大波を起こしてまいりたい。
 ドイツの大詩人シラーは、フランスの救国の女性ジャンヌ・ダルクの戯曲を書いた。
 その最後で、敵に幽閉されていたジァンヌ・ダルクは、自軍に向かって、こう呼びかける。
 「勝て! ふるい立て、勇士たち、ふるい立てよ」「この一戦に勝つなら、敵はもう立ちあがれぬ」(『オレルアンの処女』野島正城訳、「世界文学大系」18所収、筑摩書房)
 戸田先生は、あの「青年訓」に「奮起せよ! 青年諸氏よ。闘おうではないか! 青年諸氏よ」(『戸田城聖全集』1)と記された。二〇〇五年の「青年・拡大の年」の開幕にあたり、「奮起せよ! 県長会諸氏よ。闘おうではないか! 県長会諸氏よ」と叫んで、記念のスピーチとさせていただく。
 尊き全同志に、風邪などひかれないよう、くれぐれも、よろしくお伝えください。
 どうか「健康第一」で! あらゆる工夫をして体を大事にし、いつまでも、いつまでも、健康であっていただきたい。皆、長生きしていただきたい。健康のなかに、「信仰の勝利」の輝きがある。
 私は大切な同志の「健康」と「長寿」と「勝利」を一生懸命に祈っている。それが自身の責務だと決めているからだ。
 そして「声仏事を為す」、「こえも惜まず」との御聖訓のとおりに、仏法を語りぬき、友を励ましぬき、悠然と正義を叫びぬいてまいりたい。
 本当にご苦労さま!
 (創価文化会館)

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