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日蓮大聖人・池田大作

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第三十九回本部幹部会、第九回婦人部幹部… 勇気の中に勝利が! 闘争の中に大歓喜が!

2004.6.15 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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17  中国の民衆の魂を覚醒させた文豪・魯迅。彼は、著作の中で「私の生涯のなかで、私に大きな損害を与えたものは、(中略)『流言』というものである」「(=流言を流した)こんな奴らのことを、畜生、と総称することにした」と述べている。(『華蓋集』有浦杲訳、『魯迅全集』4所収、学習研究社)
 魯迅もまた、さまざまな中傷に苦しめられた。歴史に偉業を残した人物は、多かれ少なかれ、こうした苦難を乗り越えているのである。
 他方で彼は、低俗な出来事に惑わされる愚かさをつづっている。
 「これからはもう決して下らぬことにはかかずらわぬことだ。泰山(=中国の名山)が目の前に崩れて来ようとも顔色を変えず、爆弾がすぐ側に落ちようとも身じろぎ一つせぬように修錬しなければならぬ」(『且介亭雑文』、『魯迅全集』11〈松枝茂夫訳〉所収、岩波書店。原文では全文に傍点あり)
 何があっても微動だにしない強き精神――それを鍛えゆくのが、信仰である。
 人々のため、社会のために尽くす――広宣流布ほど偉大な仕事はない。
 どうか皆さん、お元気で! 生き生きと、楽しく! 朗らかに!
 幸福になるための学会活動です。尊き同志の健闘を、ほめたたえあいながら、にぎやかに進みたい。
 皆さま方の勝利を心から願って、きょうのスピーチを終わりたい。
 来月、元気な姿でお会いしましょう! 長時間、本当にありがとう!
 (創価国際友好会館)

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