Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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婦人部代表懇談会 「誠実な対話」で壁を破れ!

2005.5.3 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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13  生き生きと! 題目に勝るものなし
 さまざまな課題をかかえ、困難な状況にある友を、どう激励していくか。
 大聖人は、広宣流布の女性指導者として活躍する千日尼に、こう仰せである。
 「(相手の謗法不信の罪が)浅い罪であるならば、こちらから許して功徳を得させるべきである。重い過失であるならば、信心を励まして、その重罪を消滅させるべきである」(御書1306㌻、通解)
 相手が大変な状況にある時こそ、真心からの声をかけていくことである。題目を送ってあげることだ。
 たんなる「気休め」や「なぐさめ」ではない。
 信心を根本に、大きな希望に燃えて立ち上がり、自信をもってふたたび前進していけるように、リードしてあげることである。
 その人が悪縁に紛動されて、不幸の方向へ流されないように、微動だにしない「幸福の土台」を固めてあげることだ。
 広布に生きぬく人生は、絶対に護られる。同志から、また諸天善神から、そして仏菩薩から、厳然と加護される。
 これほど盤石な、幸福と安穏の人生の軌道はないのである。
 ともあれ私たちは、一年また一年、「五月三日」を迎えるごとに、大きく境涯を広げてまいりたい。新たな栄光の「金字塔」を打ち立ててまいりたい。
 大聖人が女性の弟子に与えられた御聖訓には、こう説かれている。
 「ひとたび南無妙法蓮華経と唱えれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵天・帝釈・閻魔法王・日天・月天・衆星・天神・地神ないし地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天界の一切衆生の心中の仏性を、ただ一声に呼びあらわしたてまつるのであって、その功徳は無量無辺である」(御書557㌻、通解)
 題目に勝る力はない。
 私たちは朗々と題目を唱え、縁する一切の人々に希望の″生命の光″を贈りながら、朗らかに、悠々と、「歓喜の中の大歓喜」の行進を繰り広げてまいりたい。
 御書には「心こそ大切なれ」と仰せである。立場や肩書ではない。年齢でもない。
 広宣流布のため、友のために働く。尽くしていく。その「心」に、「行動」に、大きな福徳が積まれていくのである。
 ますます生き生きと、若々しい心で、「わが人生はすべてに勝利!」と誇れる一日一日であっていただきたい。
 結びに、尊敬する大切な全同志の幸福を心より祈りつつ、
  晴れわたる
    五月三日の
      勝利山
 と一句をお贈りし、記念のスピーチとさせていただく。
 どうかお元気で!
 健康長寿の人生を!
 きょうは本当にありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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