Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第二総東京代表協議会 一人が決然と師子吼せよ

2004.1.3 スピーチ(2003.7〜)(池田大作全集第95巻)

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8  強敵との大闘争から仏界の大生命が!
 「釈迦如来の御ためには提婆達多こそ第一の善知識なれ、今の世間を見るに人をよくなすものはかたうど方人よりも強敵が人をば・よくなしけるなり」とは、「種種御振舞御書」の有名な一節である。
 邪悪な強敵との勇猛果敢な大闘争のなかにこそ、広宣流布の前進がある。またそこに、本然の仏界の大生命も赫々と現われてくる。これが、人生の方程式であり、仏法の法理なのである。
 大聖人が、お正月に認められた御聖訓に、こう仰せである。
 「勝負を以て詮と為し
 「今年はことに仏法の邪正たださるべき年か」――今年は、ことに仏法の邪正がただされるべき年であろう――。
 私たちは、この断固たる希望と誇りと確信をもって、戦ってまいりたい。そして、厳然と勝利の歴史を飾りたい。
 このほど、「中国初の女性作家」として名高い謝冰心しゃひょうしん先生の名を冠した「冰心文学館」が、私と妻に名誉称号を贈ることを決定してくださった。(=名誉会長に「名誉館長」、香峯子夫人に「愛心大使」の称号)
 その謝冰心先生の詩の一節を、愛する青年に贈り、私のスピーチとしたい。
 「めばえゆく緑の芽が
 青年に語りかける。
 『汝自身を発展させよ!』と。
 白く美しい花が
 青年に語りかける。
 『人に尽くす自分であれ!』と。
 深紅の果実が
 青年に語りかける。
 『汝自身を大いなる目的に捧げよ!』と」(『冰心選集』四川人民出版社)
 本年も、広宣流布の大願へ向かって、新たな「向上」と「拡大」と「勝利」のわが人生を、一歩また一歩、晴ればれと、信念に燃えて、さっそうと踏みだしていこうではありませんか!
 (東京牧口記念会館)

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