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日蓮大聖人・池田大作

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第三十三回本部幹部会、第三回全国青年部… 学会は健康と希望の広場

2003.12.9 スピーチ(2003.7〜)(池田大作全集第95巻)

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19  使命に生きる「心」に名誉は輝く
 きょうは、一年の悼尾を飾る集いである。皆と、心ゆくまで対話したい。労をねぎらってさしあげたい。
 ドイツの詩人シラーは、戯曲の中の人物に、こう語らせている。
 「人に名誉を与えるのは、心であって、評判などではありませんぞ」(『ワレンシュタイン』新関良三訳、『シラー選集』4所収、冨山房)
 真の名誉とは、信心である。心である。「広宣流布のため」――この心に、究極の名誉は輝く。
 評判や肩書ではない。崇高な使命に生きる「心」が、その人を輝かせるのである。
 堕落した教会制度を糾弾した、イギリスの詩人ミルトンは断言した。
 「妬みは地獄におち、たくらみと悪意とは挫かれるであろう」(『イングランド宗教改革』原田純・新井明・田中浩訳、未来社)
 「嫉妬」と「謀略」を痛快に打ち破りながら、私たちは堂々と、完勝の歴史を築いていきたい。
 最後に、インド独立の父マハトマ・ガンジーの言葉を贈りたい。
 「人の偉大さは、富でも社会的位置でもなく、只全く彼の生活と行為に因る」(『人格論』、『ガンヂー全集』1,高田雄種訳、春秋社)
 平和と幸福の連帯を広げゆく、皆さまの地道な行動と人生こそが、最も尊く、最も偉大なのである。
 一年間、本当にありがとう! お帰りになったら、わが同志たちに、わが友に、くれぐれも、深い御礼の言葉をお伝えください。
 どうか全員が、良いお正月を! 健康で、希望に燃えた、新しい生命の、自分自身の出発をお願いします。ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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