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日蓮大聖人・池田大作

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各部代表協議会 青年よ苦闘に勝て! 強くなれ!

2003.10.10 スピーチ(2003.7〜)(池田大作全集第95巻)

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15  太陽の仏法の力で強敵に勝て!
 あらゆる人がともに生きる世界。皆が幸福に輝く時代。それがわれらの悲願である。
 終わりに、日蓮大聖人が「仏法西還」そして「一閻浮提広宣流布」を託された「諫暁八幡抄」の一節を拝したい。
 「月は西から東へ向かうものであるが、それは月氏(インド)の仏法が東へ流布する相である。
 (はじめ三日月のころは西の空に見えていた月は、毎晩、少しずつ東のほうの空で見えるようになり、満月の時は東に出る)
 日は東から出る。日本の仏法(日蓮大聖人の仏法)が月氏に還るという瑞相である。
 月はその光が明らかでない。同様に、釈迦仏の時代に人々を照らした法華経が説かれたのは、ただ八年である。日は、その光明が月に勝っている。これは第五の五百歳、末法の長い闇を照らすという瑞相である。
 仏は法華経を誹謗する者を治されることはなかった。それは仏の時代には謗法の者がいなかったからである。末法には必ず法華経の強敵が充満するであろう。ゆえに不軽菩薩のような折伏を行い、逆縁を結んで衆生を利益するのである。
 おのおの、わが弟子等、信心に励んでいきなさい、励んでいきなさい」(御書588㌻、通解)
 この御文に仰せのとおりの「仏法西還」「世界広宣流布」を、学会は成し遂げてきた。
 尊き地涌の菩薩の皆さま方が、生々世々、永遠に大功徳を受けきっていかれることは、絶対に、間違いない。
 末法万年尽未来際を照らす太陽の大仏法を広宣流布するために、充満する強敵と、いよいよの力を出して恐れなく戦え! そして勝ちぬけ!――これが大聖人のご遺命である。
 この仰せのとおりの雄々しき前進を、ともどもに決意しあい、私のスピーチを結びたい。
 ありがとう! シー・ユー・アゲイン! (英語で「またお会いしましょう!」)
 (東京・信濃文化センター)

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