Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

各部代表協議会 友の心に喜びを 希望を! それが勝利の大道

2003.6.29 スピーチ(2002.8〜)(池田大作全集第94巻)

前後
11  責任感がなければ無限の力は出ない
 先哲の箴言を、皆さまに贈りたい。フランスの作家アンドレ・モロワの言葉である。
 「おっちょこちょいは、何でも簡単にできると思いこみ、そのあげく気がついてみるとひどい破目におちいっている。
 臆病者はすべてを不可能だと思いこみ、最初からあきらめて何もしない。
 良い職人は、大きな仕事もやればできることを知っており、一歩一歩慎重にそれを完成させる」(『人生をよりよく生きる技術』中山真彦訳、講談社)
 まったく、そのとおりだ。一人の無責任な軽率な行動が、どれほど多くの人々に迷惑をかけてしまうことか。
 今まで、学会の中でも、そのような愚か者の幹部が何人もいた。その連中の最後は、すべて哀れなものだ。真剣にして誠実に、みずからの責任を果たしゆく人こそが、宝である。
 責任感がなければ、無限の力は出ない。そして、汝自身の生き甲斐もなくなり、使命を成し遂げることもできない、惨めな後悔に泣いていく人生だ。
 ともあれ、勇敢に戦っていくことである。勇敢のなかに、人々を幸福へとリードしていく慈悲もある。
 また、勇敢のなかに、さまざまな問題を解決していく知恵も生まれる。そして勇敢のなかに、勝利への前進の力がわき上がるからだ。
 終わりに、二〇〇一年の七月十七日に詠んだ和歌を贈り、スピーチを結ばせていただく。
 わが同志とも
   護り 勝ちたる
     創価城
   いや増し 輝き
     連続勝利を
 この歌は、学会本部の質素な執務室に書き置いてあったものである。
 どうか、ご健康でご活躍を、そして、愉快な勝利の人生を生きぬいていただきたい。
 同志の皆さま方に、くれぐれもよろしくお伝えください。
 (東京・信濃文化センター)

1
11