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日蓮大聖人・池田大作

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各部代表協議会 民衆奉仕が指導者の魂

2002.9.10 スピーチ(2002.8〜)(池田大作全集第94巻)

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8  悩める友のもとへ、今すぐに!
 一人でもいい、何でも相談できる人をつくることが大事である。友人でも、先輩でも、かまわない。それが何よりの人生の財産である。
 異体同心の団結で勝利するために、リーダーが絶対に忘れてはならないことは何か。
 さまざまな角度から考えることができるが、とくに重要な一点――それは、打てば響くような「スピード」である。
 悩んでいる友がいる。行き詰まっている友がいる。それがわかったら、すぐに激励に訪れる。電話をする。手紙を書く。誠心誠意、励ましの手を差し伸べる。その迅速な対応が、共感を生み、信頼を育み、安心を広げ、団結を強めていくのである。
 私も、若き日より、「電光石火」を身上としてきた。なすべきことを後回しにするのは敗北の道である。
 二十一世紀は、ますます熾烈な競争の時代である。あらゆる団体が生き残りをかけて、必死に戦っている。勝ち抜くカギは「スピード」である。その根本は「同志を絶対に幸せにする」という強き責任感と祈りである。
 広宣流布は、人類愛の闘争である。「法華折伏・破権門理(「法華の折伏は、権門の理を破す」)」(『法華玄義』)の大精神闘争である。さらに勇猛果敢に、断じて勝ち進んでまいりたい。
 (東京・信濃文化センター)

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