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日蓮大聖人・池田大作

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全国最高協議会 人材育成ヘリーダー自身が会って語れ!

2002.8.2 スピーチ(2001.8〜)(池田大作全集第93巻)

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27  戦いは勝つと決めた者が勝つ
 アメリカ公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング博士は言う。
 「宗教は、われわれが、この巨大で不確かな宇宙の中で孤独なのではないという確信を与える」(『汝の敵を愛せよ』蓮見博昭訳、新教出版社)
 この大宇宙を貫く「根本の法則」を教え、「永遠の生命」を教え、確かな「生きる目的」を教えるのが、真の宗教である。それを知ったならば、孤独に苦しむことは、断じてない。
 さらに、アメリカの第三代大統領トマス・ジェファソンの言葉。
 「政治をよくやるためには、誠実であることにつきる」(「イギリス領アメリカの諸権利についての意見の要約」松本重治・高木誠訳、『世界の名著』33所収、中央公論社)
 誠実である。誠実の人が勝利する。役職が上がれば上がるほど、誠実でなければならない。それが、本当の人間主義の組織である。
 ふたたび、エレン・ケイの言葉を紹介したい。
 「自分の運命を開くのは勇気であり、運命に耐えるのも勇気であり、運命をかけてぶち当たってみるのも勇気である」(前掲『恋愛と結婚』)
 信心とは勇気である。臆病は敗北である。「勇気に勝る王者なし」である。
 彼女は叫ぶ。
 「勝利者は、大体、心の中に勝つという答えを出している人である」(同前)
 「勝つ」と決めた者が勝つ。「勝ってみせる」という一念が強い者が勝つ。
 この強き心で、威風堂々と、「勝利また勝利」の新しい前進を開始してまいりたい!
 (創価文化会館)

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