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日蓮大聖人・池田大作

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中国・広州大学「名誉教授」称号授与式、… われらは「平和の王道」を歩む

2001.11.18 スピーチ(2001.8〜)(池田大作全集第93巻)

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11  前進しないのは退転と同じ
 きょうの創立の佳き日を、天も祝賀するごとく、今夜はロマンあふれる「獅子座流星群」が、大宇宙を舞台にしての乱舞の姿を、夜空に示してくれるようです。(拍手)
 魯迅先生も愛読していたフランスの文豪ロマン・ロランに、「獅子座の流星群」という名作があります。その結末に、獅子座から四方に広がりゆく流星群を仰ぎながら、青年が中心となって、次のように語りあう名場面があります。
 「あらゆるものは前進する。地球、事物、人と同じく空もまた進む」(片山俊彦訳、『フランス革命劇』2所収、みすず書房)――前進しないのは、退転と同じです。
 さらにまた、「それ(=若い足)は地球を歩きつくすでしょう」(同前)――われらの広布の行動にも通じます。
 「全人類が人間の祖国だ」(同前)――非常に重要な言葉です。「全人類」から見れば、「国」なんて小さい。そうした見方に立って、平和を築いていかねばなりません。
 さあ、わが四国青年部の皆さん、われらは師子となって走りましょう! 戦い、勝ちましょう!
 四国に帰ったら、お父さま、お母さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。
 皆さんは「親孝行」の青年であっていただきたい。大切なのは、「笑顔」を見せてあげることです。親にとって、子どもの笑顔ほど、うれしいものはありません。また「笑顔」にあふれた家庭ほど幸福なものはありません。
 四国の方々は、本当に人がいい。東京などの都会に、あこがれる人がいるかもしれないが、四国は、すばらしいところです。″人間らしさ″が光っています。
 どうか諸君は、わが愛する四国の天地で、思う存分、活躍していただきたい。
 「四国を頼む!」――こう皆さんに申し上げたい。
 ともあれ、この大切な人生、青春をば、断固、勝利をもって、ともどもに飾りましょう!
 「わが青春に悔いなし!」「私は勝った!」と言える一人一人になっていただきたいと申し上げ、私の謝辞といたします。
 謝謝シェシェ(ありがとうございました)!
 (東京牧口記念会館)

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