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日蓮大聖人・池田大作

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南フィリピン大学「名誉人文学博士号」授… 大誠実の対話を 万人に尊き生命が

2001.10.27 スピーチ(2001.8〜)(池田大作全集第93巻)

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9  大先輩の大学である貴・南フィリピン大学は、明年(二〇〇二年)、創立七十五周年の佳節を迎えられます。
 限りなく陽光燦たる貴大学のご隆盛を、私たち一同は、心からお祈り申し上げるものであります。
 貴大学の名誉博士であり、戦後日本の「信教の自由」の道を開いてくれた恩人でもある、マッカーサー元帥は語りました。
 「自信があれば若く、不安を抱くときは老いる」「美と希望と喜びと勇気のメッセージを受けつづけるかぎり、若い気持を維持できる」(ウィリアム・マンチェスター『ダグラス・マッカーサー』下、鈴木主税・高山圭訳、河出書房新社)
 生きているのか、死んでいるのか分からないような人生ではつまらない。どうか、朝も昼も夜も、「勇気」と「自信」に燃えて、生き生きと進んでいただきたい。
 「社会を変載しようとするならば、まず、自分自身から変革せよ」とは、貴大学に脈打つ精神であります。
 第二総東京と東北の皆さまも、この二つが軸となって、「新しい創価学会」を、「新しい社会」を、そして、「新しい自分自身」を築きゆく、変革の模範となっていただきたい。
 二十一世紀を、断じて「平和と教育の世紀」にしてまいりたい。
 そのためにき大学とともに、自分自身の崇高なる「人間革命」の歴史を、深く強くつづりゆく一人一人となることを誓いあって、私の謝辞とさせていただきます。
 マラミン・サラマッポ!。(フィリピン語で「大変にありがとうございました」)
 (東京牧口記念会館)

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