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日蓮大聖人・池田大作

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東京婦人部の最高協議会 世界の文学を語る(2)――ダンテ『神曲』

2001.2.19 スピーチ(2000.11〜)(池田大作全集第92巻)

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14  さらに大聖人は、ある女性門下(さじき女房)に対して、法華経の行者への供養は、たとえそれが小さなものであれ、小さな火が広大な野原にたちまち燃え広がっていくように、無量無辺の福徳となる。それは父母、祖父母、夫をはじめ、あらゆる人々に伝わっていくと教えておられる。(御書1231㌻)
 婦人部・女子部の皆さまの、日々の祈りと行動もまた同じである。その功徳は無量無辺であり、親へ、夫へ、子どもへ、孫へ、親戚へ、隣人へ、友人へと伝わり、広がっていくことを確信していただきたい。広宣流布のために、皆さまが、生き生きと動き、語った分、仏縁は拡大し、社会に希望が脈動していく。
 口は″鉄砲″である。声は″弾丸″である。正義の言論こそ、皆の心を変え、平和と幸福を築く、最強の「武器」なのである。
 日蓮大聖人は「南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」と仰せである。
 今、ダンテの祖国イタリアでも、仏法の希望の哲理が輝き、歓喜の歌声がこだましている。
 どうか、二十一世紀の広宣流布の本陣・東京婦人部の皆さまは、世界の模範となる「幸福と平和の行進」をお願いしたい。
 皆さまが、きょうも、また明日も、「大歓喜の喜曲」を、そして「大勝利の喜びの劇」を、楽しく、にぎやかに、悔いなく創造されゆくことを心から祈り、記念のスピーチとさせていただく。
 (東京。信濃文化センター)

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