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ブラジル「文化市民功労大十字勲章」叙勲… さあ創立七十周年へ、これからが本番

1999.11.20 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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13  青年よ! 不滅の歴史を残しゆけ
 西暦一五〇〇年の四月二十二日。
 ポルトガルの青年航海士カブラルの船団は、「不安」と「恐れ」の海原を大胆に乗り越えて、ついに「未来の国」ブラジルに到達しました。
 光栄にも、貴協会からは本年(一九九九年)四月、このカブラルの名を冠した勲章(ペドロ・アルバレス・カブラル功労十字勲章)を賜り、ブラジルSGI理事長が私の名代として、拝受いたしました。ここに重ねて、深く御礼申し上げます。
 このブラジル到達も、若人の偉業でありました。
 新しき世界、新しき世紀を開くのは、常に青春の「勇気」であり、「団結」であります。
 青年から「冒険心」がなくなったならば、心は「老人」であり、「生きながらの死人」にも等しい。
 ゆえに、千載一遇の今この時、「わが青年部よ、永遠不滅の歴史を堂々と残しゆけ!」と申し上げたい。
 明二〇〇〇年は、「ブラジル五百年」の大佳節であります。
 創価学会にとっても、戸田先生の生誕百周年の慶祝の年であります。
 (SGI会長の創価学会第三代会長就任四十周年、SGI発足二十五周年でもある)
 貴協会からの深いご期待にお応えしていくためにも、今日より私たちは、さらに勇敢に、さらに朗らかに、「平和の楽土・地球」の建設に挑んでまいりたい。
 明年(二〇〇〇年)、「七十周年の創立記念日」を、全員が健康で、一切を勝ち抜いて、威風堂々と飾りゆくことを約束し合おうではありませんか。(拍手)
 終わりに、貴協会の限りないご隆昌、そして会長ご夫妻をはじめ、ご出席のすべての皆さま方の「栄光」そして「勝利」を心からご祈念申し上げ、私の謝辞といたします。
 ムイト・オブリガード!(ポルトガル語で「本当にありがとうございます」)
 (東京牧口記念会館)

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