Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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沖縄各部協議会 青年は「最高峰」をめざせ

1998.2.27 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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13  阪神大震災から三年たつが、関東大震災のときは、「一般市民が朝鮮の人々を虐殺する」という悲劇が起こっている。一説には、警察などに煽られたともいう。
 柳宗悦は、こう書いた。
 「他人を卑下する事に何の誇りがあろう。愛する友を持つ事は吾々の名誉だ。だが奴隷視する者を持つ事は吾々の恥辱だ」
 その通りである。人を尊敬できる人こそが立派なのである。
 「吾々は人間らしく活きようではないか。自らの自由を尊重すると共に他人の自由をも尊重しよう。若しも此人倫を踏みつけるなら世界は日本の敵となるだろう。そうなるなら亡びるのは朝鮮ではなくして日本ではないか」(一九二二年、「朝鮮とその芸術」、『朝鮮を思う』所収、筑摩書房)
 この警告の通りになってしまった。「人道」を踏みつけて、長く栄えるわけがない。
 要するに、日本の民衆は「日本の権力者」という本当の敵から目をそらされて、本来は味方である「隣の国の民衆」を敵視するように仕向けられてきたと言える。
 だからこそ、民衆と民衆の交流こそが、国家主義を打ち砕く根本の力となる。なかんずく、利害にとらわれない「教育交流」「文化交流」「青年交流」が必要なのである。
 韓国は「宝の国」。日韓に「宝の橋」を築かねばならない。
 結びに、「『永久不滅』の沖縄をつくろう!」と申し上げ、記念のスピーチとしたい。
 (那覇市内)

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