日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　「人材」で道を開き、勝て
　日蓮仏法の根本の教えは、「心こそ大切なれ」であります。
　香港のわが友には、その「心」が光っている。誠実の「心」が輝いている。勇気あふれる信心の「心」が燃えている。
　皆さま方のその心が、無量の「福運」を開き、自分自身を、また一家一族を、「福運の長者」「生命の長者」として栄えさせて行くことは、断じて間違いありません。
　香港の皆さま方は、本当に仲が良い。お互いに、大聖人の弟子として、差別がない。
　権威でも泣ければ、命令でもない。皆が、「一緒に、広宣流布に戦おう！」と言う、強く深き、まことの同志と同志の心の連帯である。
　全世界の模範の「異体同心」の創価家族は、ここ香港にありと、私は賛嘆したいのであります。

2 　大聖人は、御書の仲で、繰り返し、門下の一人一人を、ほめたたえてくださっています。
　どうか、けなげに健闘していうｒ同志を、明快に、ほめたたえてください。
　又、注意すべきことがあれば、聡明に上手に指導してさしあげてください。
　いずれにせよ、皆が「人間錬磨」の道を、さらに生き生きと前進していけるように、名指揮をお願いします。
　頼もしいことに、香港青年部の成長が、じつに目覚ましい。わが香港は、二一世紀へ、人材の澎湃たる流れができました。
　ＳＧＩ（創価学会インターナショナル）は、永遠に「人材」で開き、「人材」で栄え、そして「人材」で勝っていく。
　御聖訓には、「法妙なるが故に人貴し・人貴きが故に所尊し」――法が妙であるがゆえにその法を持った人は貴い。人が貴いがゆえに、その人がいる所も尊い――と仰せであります。

3 　かけがいのない人生であります。故に、明快な目的を持ち、絶えず目標をつくっていくことが大切です。そして、みずから決めた決勝点に向かって、地道に、ひたむきに、一歩一歩、進んで行くことであります。
　ともあれ、最後に勝つための信心である。また、人生を生き生きと生きぬくための信心である。そして、より良き自分自身の最大の向上をめざすための信心である。
　そして、何ものにも恐れぬ人生を闊歩しゆくためにの、私どもの信心であります。
　栄光の香港、万歳！　香港の地涌の菩薩の皆さま方、万歳！
　（香港総合文化センター）